イージェイが今日は学校が休みだというので、うちでお勉強することに。
「30分勉強したら30分遊んでいいぞ」ということで、まずはアルファベットの書き取りです。
書き取りが終わった後はアルファベットに慣れるための活動。
「この部屋に隠れているAからZまで全部探そう!」ということで、
シャツやお菓子の箱などに書かれたアルファベットをAから順に探していきます。
なかなか見つからなかった「U」も私の楽器に刻印されているのを発見!やるなイージェイ!
それにしても、英語のアルファベットってふざけた文字ですよね。
「A」を「エー」と読むと教えられて、教わる単語が「アップル」や「アリゲーター」ですからね。
「エー」じゃなかったのかよ!と突っ込みたくなりませんか?
大げさに言えば、世界の識字率の足を引っ張る大きな要因だと思います。
まあ、日本語話者の私に言われたくないでしょうが。(笑)
お勉強タイムが終わって、遊んでいいぞ、と言ったら、イージェイが選んだのは絵本。
私がイージェイに読んでやるのを真似して、子猫とパンダのぬいぐるみに読んで聞かせてます。
「ほら、コレがトラだよ。オマエもいっぱい食べてこのくらい大きくなるんだぞ」とか言ってます。
ああ、たまらん…。
来年度からは小学校1年生。これまで「遊びに偽装して知識を与える」のを地道にやってきたので、
その成果が花開くのを期待したいと思います。
去年に続いて二度目の滞在のアスカさん。こどもたちとたっぷり遊んでくれています。
ビバリー、イージェイ、遊んでくれるお姉さんが来てくれて良かったね!
今日は久々にシャロームハウスの前の海で泳いでみることにしました。
昔はものすごくきれいなサンゴ礁だったんですが、写っている丘の木が薪用に乱伐されて土砂が流入したり、
雑な漁の仕方でサンゴを痛めてしまったり、オニヒトデが大発生したりで、
ここのサンゴ礁はかなり死んでしまい、白化が進んでいました。
そこで、あまりビジターさんを連れて行かないようになっていたんですが、さあ、どうなってるでしょうか?
久々にカメラ片手に潜ってみてびっくり!めちゃくちゃキレイに復活しています!
いやー、自然の回復力ってすごいですね!「調査」のつもりがたっぷり1時間、潜って楽しんじゃいました。
もちろんティナイタイには及びませんが、HOJから車で10分、ボートで10分ですぐ来れる手軽さを考えると、
船酔いしやすい人や、深い海で泳ぐことにあまり慣れていない人には、ちょうどいいかもしれません。
動画も編集しましたのでぜひご覧ください!
実は、私も26年前に初めてHOJに来た時に、烏山さんにここに連れて来てもらいました。
私にとって「初めてのサンゴ礁」はここだったんです。
ここに、HOJに来てくれた若者たちをまた案内できるのは、本当に嬉しいことです。
大自然の回復力に感謝しつつ、これからも多くの若者をここに連れて行きたいと思います。
土曜日の午後、ビーチからHOJに戻ってきて、アイさん家族と一緒に料理をしました。
地鶏のスープを作ることにしたんですが、鶏をしめる作業が苦手なメンバーには
モリンガの葉を摘む作業「ハグパット」をやってもらいました。
下ごしらえが終わったところで、調理はアルチーさんに任せて同じ町にある乳児院、エンジェルハウスへ。
養子縁組を待つ乳幼児たちが住んでいます。いやー、可愛いですねえ。
HOJに戻るとちょうどスープができたところだったので、みんなでテーブルを庭に並べて晩御飯。
やっぱりみんなで食べると美味しいですね。
テーブルの周りで自分の番を待っている犬猫たちもいい感じです。(笑)
食後のデザートはアイさんが買ってきてくれたブドウです。
この村では日常的には売っていないですし、たまに売っていてもものすごく高いので
ほとんどの子が食べたことがありません。「めっちゃうまい!」と、
ビジターの学生たちの言葉を真似て、イージェイも大喜びでした。
アイさんによれば、ダバオからHOJに来る途中に、いつも安く売ってる場所があるそうで、
私もダバオに行く機会があったらこどもたちへの特別なお土産として買おうかな、と思います。
私も食べたいですしね。(笑)