北中さんの紹介で、大田桜台高校の生徒さんたちがHOJに来てくれました。
今日はまずはチョコ兄さんのカカオ農園を見学。
カカオの実を食べてみたり、水牛に乗ってみたり、ヤシの実を取ってみたりと
いろんなことに挑戦できます。高校生にはなかなかに刺激的ですよね。
そしてHOJに到着して、さっそくこどもたちと一緒に遊びます。
日本からお客さんが来る!日本語覚えなきゃ!「こんにちは」はなんて言うの?
とハルカさんから日本語の挨拶を教わってドキドキ待っていたビバリーですが、
実際に高校生たちが到着すると恥ずかしがって話しかけられませんでした。
でも、一緒に縄跳びで遊びはじめたあたりから、すっかり仲良くなりましたよ。
スポーツが得意な生徒はやっぱり一緒にサッカー。
いやー、スポーツっていいですね!
俺の出番!と得意の楽器や絵を披露するジャンデル。
案の定、女子高生のお姉さんたちに「すごーい!」とモテまくって、
最近使ってなかったはずの日本語もすっかり思い出してペラペラしゃべってます。
むう…スペック的には私と変わらないタイプなのに、なんだろう、この差は…。(笑)
昨日はいってきたばかりのエイプリルも満面の笑顔で遊んでいました。
HOJが一番楽しい時期に入ってきて大正解ですね。
明日はみんなでビーチに行く予定です。
こどもたちにも生徒さんたちにも最高の経験ができますように!
HOJに新しい子が入って来ることになり、実家に会いに行きました。
車で15分くらいの距離なんですが、途中で車は通れない道になり、歩くことに。
小川を何本もまたいで行かなきゃいけません。これは雨が降って増水したら通れませんね…。
近所に一軒も家のない山のふもとにその子たちの家がありました。
一家の収入は、その山からとってきた木を薪として売ること。
山に登り、木を伐り、人力で運び、皮を剥ぎ、切って割って乾かして、束ねて売るわけですが、
それだけがんばっても薪は一束15ペソ。
お父さんには過去にはそれなりの収入があったそうですが、コロナの後遺症で力仕事ができなくなって
解雇されてしまったとのこと。これはきつい状況ですね。
4人兄弟の、上の2人が、歩いて1時間以上かけて高校に通っていたんですが、
前述の通り、雨が降れば道は通れません。前年度は水害が起きるほどに雨が多かったこともあり、
出席日数が足りず、落第してしまったそうで、今年度はなんとか学校に行かせてやりたい!ということで
福祉局に連絡が入り、HOJに入ることになったわけです。
妹のエイプリルは14歳。快活な女の子で、私の質問にも最初からハキハキと答えてくれました。
HOJに来て、さっそくビバリーが先輩風を吹かせてピアノを教えています。(笑)
こういうちょっと空気の読めない人懐っこい感じの子って、新しく入ってきて緊張している子たちにとって
ものすごく救いになるんですよね。
同じく人懐っこいキャラのチムレイが2人をカードゲームに誘います。
16歳の兄であるネーニョは、お年頃ということもあってずっと緊張した雰囲気でしたが、
チムレイ、ビバリー、そしてハルカさんと一緒に遊ぶ中で、さっそく笑顔を見せてくれました。
この調子で2人ともHOJに慣れて行って欲しいと思います。
明日からはこの子たちと同年代の高校生が立て続けに来るので、
「HOJって楽しいぞ!」と思ってもらうチャンスです。しっかり楽しい日々を準備したいと思います!
今日はクイニーの16歳の誕生日!コロナ直前に入ってきた頃はまだ小学生でしたが、
今やすっかり頼れるお姉さんになりました。おめでとう!
ハッピーバースデーの歌は、ビバリーとダーウィンがピアノを弾きました。
ピアニカの音が大きすぎてあんまり聞こえませんが、ちゃんとがんばって弾いています。
2人とも、練習した甲斐がありましたね!
さて、昨日と今日は敷地内のあちこちを大掃除しています。もうすぐ千客万来ですからね。
こちらは図書室を真面目に掃除する女子たち。うん、えらいぞ!
ところで男子たちはどこ行った?
…と思ったら、片付けの途中で気になった本を読み始めて動きが止まってました。
うう、叱らなきゃいけないんだけど、身に覚えがありすぎる…。(笑)
明日は新しい子が2人入って来る予定です。
ピカピカに掃除した施設で、とびきりの笑顔で迎えてあげたいと思います。