HOJには2つの井戸があります。手押しポンプの浅い井戸と、電動ポンプの深い井戸です。
HOJの蛇口から出る水は基本的に、この深い井戸の方からくみ上げた水です。
この、深い井戸が年末に壊れてしまい、蛇口の水が出ない状態が続いていたんですが、
井戸職人さんたちが修理に来てくれました!ありがたや!

さっそく作業に取り掛かる職人さんたち。7mくらいの鉄柱を立ててロープで3点に固定すると、
スイスイとそこに登っていきます。柱のてっぺんには滑車がついていて、そこにロープをかけ、
井戸のパイプを真上に引っ張り上げていく、というわけです。
当然、滑車の位置が井戸パイプの「真上」であることが必須なわけですが、
なんの測量器具も使わずに目分量で一発で固定していました。さすが、職人技ですね。

手作業だけで24mぶんのパイプを引っ張り出し、一番下の金具とパイプをつなぐパッキンが
劣化していることをつきとめ、手慣れた様子でパーツを分解、交換していきます。
いやー、職人さんの手はたまりませんなー。

そしてパイプを打ち込みなおしてから、ポンプを再設置。
少しのズレも漏水につながるので、作業する表情は真剣そのもの。
いやー、職人さんの目つきはたまりませんなー。

そして!水が出るようになりました!すばらしい!

いやー、井戸職人はまさにヒーローです。
途上国での活躍はもちろん、これからは先進国と言われている国もどんどん過疎化が進み、
田舎の水道を維持するのが困難になるため、
井戸職人はものすごく需要が高まるだろうと言われています。
「将来の夢が決まらない」と思っている方!井戸職人とかどうですか?
世界一かっこいい仕事のひとつですよ!
3か月間、ボランティアスタッフとして働いていてくれたハルさんが帰国することとなりました。
ハルさん、私の留守の間はもちろん、クリスマスの忙しい時期も手伝ってくれてありがとう!

ここまで仲良くなった人との別れ、というのが初めてなのでしょう。
ビンビンはずっと泣きっぱなしでした。大丈夫、このお姉さんは絶対また会いに来てくれるよ!

こどもたちと「一緒に遊ぶ」「仲良くなる」のはもちろん、「悩み相談に乗る」、
さらには「きちんと叱る」ことまでできるようになったので、本当に頼もしかったです。
大学でタガログ語を専攻しているとはいえ、
言語ができることと、それをコミュニケーションに活かせることは、また別の才能なんですよ。

ハルさんはこれから就職活動とのことですが、どんな職場に行っても大活躍できると
私が太鼓判を押します!
まあ、日本での就職経験のない私に推されても逆に不安かもしれませんけどね。(笑)

ハルさん、ぜひまたいつでも遊びに来てくださいね!ビンビンと一緒に待ってます!
里帰り組もほぼほぼ戻ってきて、いよいよにぎやかになりました!
再会を祝ってみんなでガーデンパーティーしましたよ。さあ、いただきます!

そして今日から学校もスタート!
リッキーがクリスマスにもらったオモチャを学校に持っていこうとしています。
休み時間以外はカバンの中にしまっておくんだぞ!

イージェイも、クリスマスキャロルで稼いだお金で買った輪ゴムを大量に腕につけてます。
これを掌の風圧で飛ばし合う「ダンパ」という遊びがフィリピンでは根強く人気でして。
イージェイも、休み時間以外は輪ゴムで遊んじゃだめだぞ!

5年生女子コンビのジセルとビバリー。ちょうど今日読んだ、フィリピンのニュース記事で
東南アジアの各国の小学校5年生を対象に、「何%の児童が『自分専用』の教科書を持っているか」
をユニセフが調査したところ、フィリピンは52%で最下位だったとのことでした。
もちろんうちの子たちは、自分専用の教科書を「持っていない側」です。

ちなみに読解力と数学力も、東南アジア諸国の中では、フィリピンはまた最下位だったとのこと。
「国家予算の何%を教育に使っているか」では20%以上でトップなのに、
教科書もいきわたっていなければ、学習効果も上がっていない、というのが現状です。
せっかくの予算、効果的に使ってほしいものです。