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    ヤシの木に捨てるところなし

    ヤシの木。ヤシの実。ヤシの枝。ヤシの葉。
    それぞれが建材になったり、食料になったり、薪になったり、ホウキになったり。
    一体どれだけ生活に密着しているのだろう?と、ハウスオブジョイの「長女」である
    クリスティーナに聞いてみました。

    そうしたらまあ、出てくる出てくる。
    1.ルビ1(ヤシの木の幹、建材。)
    2.ルビ2(茶色くなったヤシの実。こちらは殻を薪、炭、およびタワシとして使う)
    3.ルカイ(ヤシの葉、ホウキや屋根の原料)
    4.オドロット(若いヤシの葉、ちまきのような料理の皮の部分の原料)
    5.ボノット(若いヤシの実、殻は薪、炭、およびタワシの原料、中身については以下参照)

    6.トノ(ヤシの実の中の殻にへばりついた白い部分、食用、ココナッツミルクの原料)
    7.パルワ(ヤシの枝、薪)

    8.タコン(ヤシの花の「がく」、ここから取れる液がトゥバという酒や酢の原料) 
    9.オボッド(ヤシの木のてっぺんあたりから取れる白い繊維、とてもおいしいらしい)
    10.ガモット(ヤシの根、煎じて飲むとストレスや胃腸に効くらしい)
    固有の名前はついていませんが、以下のような部分も、それぞれ使い道があります。
    11.トウービック サ ボノット(ヤシの実ジュース、おいしい)
    12.ボラ サ ルビ(ヤシの実の中にある白い小さな丸い部分、食用、ナタデココの原料)
    ダバオで日本語教師をしていたときにも学生にヤシについていろいろ教えてもらったんですが、
    ここまで詳しくはありませんでした。やはり生活力のあるこどもは知識の質がちがいますね。
    「この木の根っこは食べられる」「この葉っぱは傷の消毒薬になる」「この実を燃やすと虫除けになる」…。
    学校の勉強なんかよりこっちのほうが大事だ、とまでは言いませんが、
    こういう知識を持っていることは、誇りに思ってほしいですね!

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