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    メガネジェレミーとライオンの一家

    ジェレミーが「コヤシンとおなじだよ~」と言ってやってきました。おお!丸メガネ!!

    今日はキリスト教の「枝の主日」というお祭りで、世界中のキリスト教信者たちが、
    オリーブやシュロの枝を持って教会に集まります。
    フィリピンではどちらも手に入らないので、代わりにヤシの葉を裂いて枝を加工するんです。
    その葉の余ったやつを使ってこどもたちが作ったようです。なるほど、よくできています。
    すごいじゃん、と褒めると、調子に乗ったのか、何分か後に、さらにバージョンアップしてやってきました。
    おおおお!なんとなく「Dr.スランプ」を思い出すのは私だけでしょうか?
    最近ジェリカとジュヴィーと私の間では「にらめっこ」が流行っています。
    「変な顔をして、笑った方が負け」という古典ルールです。
    何度やっても私の連勝なんですが、嬉しいような嬉しくないような…(笑)
    夏休みに入ってからは毎晩、夕食後2時間ほど、みんなでビデオ観賞をしています。
    映画やアニメなどが中心ですが、今日はかねてから準備していた「動物番組」を見せてみました。
    ラジコンにつけた高性能ビデオカメラでライオンの一家の生活を間近に撮ったドキュメンタリーです。
    これがこどもたちに大ウケ!小動物相手に狩りの練習を繰り返し、何度も失敗するこどもライオンや、
    ときどきカメラがライオンにかみつかれて壊れたりするシーンにみんな大騒ぎでした。
    中でも一番こどもたちの興味をそそったのは「ライオンのお父さんは普段は全然働かない」という事実。
    狩りの手伝いはしないくせに、お母さんが狩った獲物は、力ずくで横取りして、
    こどもたちにはほんのちょっとの分け前しかあげないんですよ。
    なんとなく、みんな何か共感するところがあったようで、すごくこどもライオンに感情移入していました。
    まあ、最後の最後で、別のオスが縄張りに入ってきて、お父さんが出て行って追っ払うシーンがあって、
    やっぱりお父さんは偉いんだなあ、ということになっていましたけどね。よくできた番組です。(笑)
    評判良かったので、今度はトラかオオカミあたりのビデオでも買ってこようと思います。
    ちびっ子が寝静まってから、ミナラが裁縫仕事をしはじめました。
    今までは裁縫担当といえばアンギンだったんですが、ちゃんと姉から妹へ、役割が伝承されています。
    こういう姿を見ると、みんなで暮らすのっていいなあ、とつくづく思います。
    さあ、私も私の役割を果たさなきゃ!

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