こどもたちが学校に行っている間に、HOJの施設の改善に励んでいます。
福祉局にあれこれ言われるので、一応できる範囲でしたがっておこうと思いまして。
まずは先月始めたペンキ塗り。あまり派手な色にしたくなかったので、うすい空色にしました。
あれ?コヤドドン、その竹は私がサックス用に取ってきたやつじゃ?(笑)
そしてこどもたちの部屋に「のぞき窓」をつけること、とのお達しに合わせて、
ドアを切って一部を金網張りにして中がのぞけるようにしました。
ガラスだと絶対しょっちゅう割れること間違いなしですからね。
フィリピンではそこかしこにある小さな商店「サリサリストア」になんとなく似ているので、
みんな意外と大喜びです。(笑)
さらに、男の子の棟を2部屋ぶち抜いて、大きな部屋に改築しました。
ずいぶん広々として、中がすごく明るくなりました。いいことです。
ちなみに、壁を取り除いたら、なんと壁の中に小さなハチが巣を作っていました。
スタッフもこどもたちも大喜びでハチミツをなめていました。
私もちょっといただいて紅茶に入れて、今飲んでます。
ハチミツの味は、「ハチがどんな花の蜜を取ってきたか」で決まるそうですが、
フィリピンの田舎で市販されているハチミツは、ヤシの花の蜜であることがほとんどです。
そのせいか、ハチミツもヤシ酒のような独特な酸味があって、あんまり紅茶には合いません。
でも、このハチミツは変な酸味がなくて、ものすごくおいしいです!
とても小さい種類のハチなので、さほど遠くまでも行かないだろうし、高くも飛べないでしょうから、
おそらくはHOJの敷地内に植えてあるハイビスカスやブーゲンビリア、そしてマンゴーの蜜を取っているのでしょう。
なんておいしそうな花の蜜ばかり!
このハチ、うまく飼育できないか、ちょっと考えてみます!