2015年の年末に、会計報告を掲載しましたときに「今年は大黒字でした!」との表現をしました。
この表現に、「HOJはビジネスなのか」「お金が足りないんじゃなかったのか」とご不快に思われた方がたくさんいたとのご指摘をうけました。
また「その黒字ぶんは何に使うつもりなのかの具体的な説明がない」とのご指摘もいただきました。
謝罪と共に訂正させていただきます。誠にに申し訳ありませんでした。
2014年、HOJは円安とインフレの影響を直にうけ、運営の危機に陥りました。
これまでは30人のこどもを育てていましたが、その規模を維持することが難しくなり、
4月にHOJを「卒業」するこどもたちがたくさんいたことを目途に、運営の規模を縮小し、
これまでだったら受け入れていたこどもの受け入れを、断らなければならない局面が何度もありました。
その上で、「運営が大変です」とみなさまに寄付のお願いをしてまいりました。
その結果が、2015年末の収支でした。
みなさまのおかげで収入が支出を大きく上回る結果となり、それに浮かれて「大黒字!」との表現をしてしまいました。
HOJがまた昔のようにたくさんのこどもたちを支援できる施設になれる、との喜びを
みなさまと分かち合いたい気持ちで書いたのですが、言葉が足らず、不適切であったと深く反省しております。
このお金は、これからのHOJの運営のために、大事に使わせていただきます。
まずは新しいこどもたちの受け入れです。
すでにたくさんのこどもたちが、福祉局に保護されたまま、受け入れてくれる施設がない状態で「待機」しており、
新学期からその子たちを受け入れることが可能か?との問い合わせが、
いろいろな町の福祉局からHOJにきております。
その子たちを早く受け入れられるように、そしてその子たちの笑顔が早く見れるように、
まずはそのための事務手続きを現在、急ピッチで進めております。
それと並行しまして、老朽化した施設の修繕、改築を予定しています。
かなりボロボロになっている築15年の「ボーイズクォーター」を、予算の許す範囲で作りかえ、
より多くのこどもが、より安心して暮らせる家にしたいと思います。
みなさまの期待に応えられるHOJでいたいと思います。これからも応援よろしくお願いいたします!