HOJの敷地内に生えているたくさんのマンゴーの木。
実はこれ、18年前にHOJを建てたときに烏山さんが植えたものなんです。
(一番左が烏山さん、一番右がアイダさん、手前の苗がマンゴーです)
それが今では立派な大木となって、年に1~2回、実をつけてこどもたちを喜ばせてくれています。
12月の天候が良かったからか、今月はマンゴーが大豊作!さっそく収穫することにしました。
使うのは虫取り網に熊手がついたような、こんな道具です。
鉄の棒を曲げて作ってあるんですが、こういう生活に密着した工夫アイテムこそがフィリピンの魅力です。
これを長い竹の棒の先端につけて、もぎ取るように実を取ります。
本当に素晴らしくよくデザインされた、見事な道具だと思います。
マンゴー収穫初挑戦のアヤカとアツシもがんばって、3時間くらいかけて手押し車2台ぶんを収穫!
ぜんぶで100kgくらいはあるでしょうか。まさに大豊作です!
マンゴーってこんなに緑なの?と思うかもしれませんが、黄色く熟成させるのはこれからです。
天然の石灰岩を新聞紙でくるんで、未熟なマンゴーと一緒に箱につめておくと、
3~4日でマンゴーは見事に熟成する!…んだそうです。本当ですかね?
なんでそんなことが起きるのか、調べてみたら、石灰岩に含まれる炭化カルシウムが、
空気中の水分と化学反応を起こしてアセチレンガスを発生させ、
このガスが果実の熟成を促進させるようです。
日本のスーパーなどで販売されているバナナやマンゴーは、
工業的なガスをかけて同じように人工的に熟成させているんだそうで、
それに比べると、うちのやり方のほうが、天然っぽいので、すごくおいしくなるような気がします。
収穫の様子を動画にしましたので、フィリピン文化に興味のある方はぜひご覧ください!
食べれるのは月曜日!みなさん、大急ぎでチケットを取って来週HOJに来れば
マンゴー100kg食べ放題ですよ!(笑)