お父さんが病気で弱っていて、こどもたちに会いたがっている…。
そんな報を聞きつけて、ウィリアムたち兄弟がマティの親戚の家に急遽「里帰り」することになりました。
自分たちをちゃんと育ててはくれなかった父親ですが、やっぱり親であることには変わりありません。
(写真はまだ父親が元気だった2009年のものです)
ダバオのマンゴー加工工場で真面目に働いているウィリアムは、これまでなかなか休みが取れなかったので
HOJに来るのは実に1年半ぶり!近所の人たちやこどもたちも再会を喜んでいましたが、
誰よりも大喜びだったのはこの犬たち!本当にウィリアムには可愛がられていましたからね。
犬は自分を大事にしてくれた人のことはずっと忘れない、というのは本当なんですね。
中学生になってすくすくと成長しているインダイガマイ。ジョアンとの再会を2人でとても喜び合っていました。
アンギンは子連れでの帰郷。3歳になるケンケンは、マディーのこどもの頃にそっくりです。
遺伝子ってすごいですねー。マディーとこの子は「叔父と甥」の関係なんですけどね。
私も叔父に似ていたりとかするんでしょうか?あまり実感がありませんが、どうなんでしょうね。
そして何よりみなさんがびっくりすると思うのは、こちら!ミナラも赤ちゃん連れでの帰郷です!
ハイスクールを卒業してすぐにこどもができて、大学進学よりも家族で暮らすことを選んだんです。
HOJの「孫」はこれで何人目でしょうか?「おじいちゃん」の烏山さんも嬉しそうです。
ウィリアムたちのお父さんの病気はかなり重いようで、もうあまり先は長くない、とのこと。
あまりよい父親とは言えない人生を送ってきた彼ですが、最後にこどもたちが会いに来てくれたことで、
何か、心の中にあったつかえのようなものが取れたようです。
人生とは何だろう、ということを、改めて自らに問いただしたいと思います。
みなさん、悔いのない人生を送りましょう!