さあ、行ってきました東部ダバオオリエンタル!
バガンガまでは車で3時間、カティイルはそこからさらに1時間です。
バガンガにはロウィーたちの実家があります。
家に行くと、アビゲルたちがすっかり準備を整えて待っていました!
みんな元気で、しかもすごく大きくなっています!
アビゲルは髪が伸びて女の子らしくなっています。
アンジェロは急に背が伸びて、お腹の出た幼児体形じゃなく、少年らしい体つきになりました。
シエラはなんだかものすごくお姉さんな雰囲気が出てきました。
そしてアイアンはイケメンっぷりにさらに磨きがかかっています。
日本から来たみなさんからいただいたおもちゃなどで、全員に配るには足りないようなものは、
こういうときにHOJの卒業生や、HOJの子の兄弟たちにあげるようにしています。
アビゲルが昔もらったヒヨコのぬいぐるみを今でも大事にしているのを見て、なんだかグッときました。
大きくなりましたが、甘えてくる表情は変わりませんね。
みなさんも、ガソリン代往復5000円を負担してくれれば、滞在中に会いに行けますよ!(笑)
そしてお次はジャンジャンたちの実家のあるカティイルへ。
3年前に台風でひどい被害をうけたカティイルですが、すっかり復興して活気を取り戻しています。
ジャンジャンたちの実家に行くと、1年ぶりに帰って来た息子たちの元気な姿に、お母さんが泣き出しました。
ジャンジャンたちは兄弟たちに久々に会って大喜びです!
ただ、この家の経済状況というか、生活状況はちょっと大変な感じです。
ここは台風の被災者のために作られた集合住宅地で、同じ間取りの家が何軒も並んでいるんですが、
同じ時期に建てられたはずなのに、この家だけが明らかにボロボロで、家具もなく家の中はがらんどうです。
住んでいる人たちはみんな同じように水田で働いていて、
収入はたいして変わらないはずなんですが…ギャンブルか何かで散財しているんでしょうか。
私たちが到着したときは、こどもたちは家の中で全員裸でいました。
夏休みの「里帰り」をできれば長くさせてやりたいと思っていましたが、この状況では、1ヶ月が限度でしょう。
それ以上長くすると、せっかくのHOJで身についた衛生感覚やルールを守る道徳観なども薄れてしまいかねません。
せめて、ジャンジャンたちが母親や、兄弟たち、そして近所の人たちと楽しい日々を過ごせるようにと祈るばかりです。
みなさんも一緒にお祈りくださいね!