HOJから車で5分の漁村にあるシャロームハウス。今はここにHOJのIT担当、アキオさんが2ヶ月滞在しています。
ここでの長期滞在は何度目かなので、地元の子たちとも仲良しで、みんなが遊びに来ています。
ゴザをひいてみんなで映画鑑賞会。いやー、かわいい光景ですね。
ただ、ここで、「こどもたちかわいいなあ」で終わらないのがさすがなところ。
「この子たちが学校に行ってないのはなんでだろう?」
「どうやったら学校に行くようになるのだろう?」
「そもそも学校に行った方がいいのか?」
「学校に行っていない時間をより有意義に過ごすにはどうしたらいいのか?」
そんなふうに考えて、今、いろいろなプロジェクトを一緒に考えています。
・学校に行けば昼ご飯がHOJで食べられるようにする (食費削減のために親がこどもを学校に行かせるようになる?)
・誰か雇ってここで寺子屋みたいなことができるようにする (持続可能か?法律的にアリなのか?)
・こどもたちが使えるPCを置いて、パズルや計算問題を解くと映画が見れたりゲームができたりするプログラムを組み込む (おもしろいかも!)
3つめなんて、まさにアキオさんの本業ですからね。ちょっとどうなるのか、見てみたいですね。
ちなみにシャロームハウスの部屋は天井が竹を編んで作ってあるんですが、これ、微妙に隙間とかがあるので、
猫が夜中に天井裏を歩くたびに、埃や砂が上からすごい量降ってくるんだそうで。
PCに入ると面倒なことになるので天井を板張りにしよう、という提案があり、さっそく作業に行ってきました。
ちょうど授業のなかったジルマーが、フィデルさんとアルチーの作業を手伝いつつ、「見学」していました。
ジルマー、いつか自分でもできるようになるんだぞ!
HOJに戻ったら、アルジェが猫と一緒にお昼寝してました。
これはひょっとして、「猫に絵本を読んでやってる途中にお互いに眠ってしまったの図」でしょうか。奇跡的なかわいさです!
子育てに「正解」はないと思いますが、よりよい方法、よりその場やその子に合った方法は模索できるはずです。
学校、IT、寺子屋、仕事の手伝い、絵本の読み聞かせ、一緒にお昼寝…いろいろやってみる柔軟性を忘れずにいたいと思います。