しょっちゅう停電するHOJですが、停電の楽しみのひとつが天体観測です。
晴れた新月の夜に停電が起きると、天の川までクッキリ見えます。
時期によっては南十字星も見えますし、流れ星もたくさん見れます。願いかけほうだいです!
昨晩はくっきりとした半月だったんですが、ジェレミーが「天体望遠鏡使いたい」と言ってきました。
数か月前に英語学習でアポロ計画の読み物がありまして、興味ありそうだったので
私が重点的にスプートニク、小柄だったガガーリン、宇宙犬ライカ、無口なアームストロング、
みたいな話をしてやったら気に入ったようで、ことあるごとに宇宙の話をしてくるようになったんです。
照準の合わせ方、ピントの合わせ方を教えて、ジェレミーがとらえた月の姿がこちら!
ファインダーにカメラを近づけての撮影なのでちょっとぼけちゃってますが、
くっきりとクレーターが見えますね。
ジェレミーはアームストロングの足跡とアメリカ国旗を探してましたが…さすがにそれはこの倍率では無理ですね。(笑)
他の子も集まってきてみんなで「なにこれ?月ってこんなデコボコなの?」と興味津々。
それに向かって、ジェレミーが得意げに私の受け売りで「昔の宇宙船は小さいから小柄な人が宇宙飛行士になったんだよ」とか
「ロシアはまず犬をロケットに乗せて飛ばして、アメリカは猿を飛ばしたんだよ」とか話していて
ああ、私の話をちゃんと理解していたんだな、と嬉しくなりました。
民間会社のロケットで宇宙に行ける時代がついにきました。長生きすれば宇宙旅行も夢ではないかもしれません。
こどもたちと一緒に夜空を見上げながら、どんな未来がやってくるのか、楽しい妄想にふけりたいと思います。