こどもたちにオモチャやボールを貸すと、結構な頻度で壊れちゃったりするものですが、
「許可を得て使う」「まっとうな使い方をする」「壊れたことを自分から報告する」という
3つのルールを守れば、物が壊れたことは咎めないことにしています。
ただ、「勝手に使って、変な使い方をして、壊れたことを黙ってる」みたいな場合は
トリプルパンチで結構こっぴどく叱ってます。
そんなわけで長いこと謹慎処分だったマイケルですが、今回は壊れたもので具体的に損害額が出たので、
「お手伝いをしたおこづかいで弁償させる」ことにしてみました。
それ以来、みんなが遊んでいる間も料理の手伝いをしたり、ゴミの片付けをしたり、排水溝掃除をしたりと
積極的に仕事をし、なんとHOJ敷地内の仕事では飽き足らず、
「近所に住んでいるカティイル出身の警察官」の家の掃除とかをさせてもらっておこづかいを稼ぐほどの勤労っぷりを発揮し、
予想以上にすぐに目標額を稼ぎ、見事に完済!プラスアルファで浮いたお金は私に「貯金」することになりました。
おめでとうマイケル、よくがんばった!今週末は思いっきり遊ぼうな!
あんまり小さい子に「金、金」言うのは気が引けますが、マイケルくらいの歳になれば、
むしろ積極的にお金の話をきちんとして、「損と得」という観点で
やったほうがいいこと、やらないほうがいいことを判断できるように指導していくのは有意義な気がします。
「金さえ払えば文句ないだろ!」みたいになるのは考えものなので、
道徳観という面とのバランスを取りつつ、「弁償システム」も導入していきたいな、と思います。