フィデルさんが木枠に等間隔に釘を打っています。一体何を作ってるんでしょうか?
実はこれで、いらなくなった古着を編んで鍋敷きを作るんです。
作り方を知っているエレンジョイが、こどもたちに「将来も役立つ技術」として教えることになりました。
まずはいらなくなった古着を5センチ~7センチくらいの幅で切り裂きます。
なるべく長くなるように切れ目なくリンゴの皮を剥くように切っていくのがコツです。
素材が切れたら、それを木枠の釘にひっかけるようにして張っていきます。
まずはタテに張ってから、次に色を変えてヨコにも張り、それからタテヨコを交互に上下に編んでいきます。
なるほど、これはシンプルですが面白い!よくできたシステムです。
完成品はこんな感じ!確かにフィリピンで一般的に売ってる鍋敷き、まさにコレですよ。
ちなみに市場で3つで50ペソで売れるということで、こどもたちが「じゃあいっぱい作ろう!」と
昼食の時間も忘れて作業に没頭してましたよ。そうだ、鶏肉代は自分たちで稼ぐんだ!(笑)
木枠からはずすときにほどけないの?と思ったんですが、そこもよくできてました。
動画で見れば勘のいい人は分かるかと思いますのでぜひご覧ください!
エレンジョイいわく、慣れればおしゃべりしながらでも、テレビ見ながらでもできるので、
家庭での内職にはピッタリとのこと。これは本当に役立つ技術ですね。
こういうスタッフたちのノウハウ、どんどんこどもたちに伝授していきたいと思います!