お泊り会、波の音と、隣村のイスラム教の礼拝の歌と、見事な朝焼けで2日目を迎えました。
いつものごとく、すぐに私は海に飛び込んだんですが、
チクチクと刺すクラゲが多く、泳ぐのはすぐに断念、こどもたちも泳ぎませんでした。
むう、キミたち、私を実験台にしたな?(笑)
代わりにこどもたちがやりはじめたのがこちら。割ったヤシの実の、殻から果肉部分を剥がす作業です。
この作業にも「ルギット」という固有の名前があることから、ヤシの生活への密着度が分かりますね。
靴ベラの先が刃になったような道具で、殻から果肉部分をこそげ取ります。
殻の方は炭の材料として1キロ15ペソ、果肉部分の方はココナッツオイルの原料として1キロ40ペソで売れるそうです。
ちなみにこの地方ではこの作業は内職的に「1000個やると300ペソもらえる」という契約が一般的だそうで、
こどもたちは「10個終わった!これで3ペソだね!」などと喜んでました。
殻の方でココナッツボウル、なんてものも過去には作ってましたが、
大きい殻に小さな殻をかぶせる形で入れて叩くと、ポコポコと音が出て、
サイズを調節することで音階が作れることを発見!これは、新しい楽器発明の第一歩かも!
(音は昨日の動画の最後の方でちょっと聞けます)
盛りだくさんの内容の、本当に楽しいお泊り会でした。2ヶ月に1度くらいのペースでまたやりたいと思います。