部屋で作業していたら外から、「ドサドサドサッ」という木からちょうど実が落ちるような音がきこえてきました。
あ、また誰か勝手にマンゴーの実を収穫してるな!…と思って見に行くと、
「登ってないよ!隣の家の人に許可も得てるし、石も投げてないよ!』とジェレミー。
そう、禁止事項を破らずに、マンゴーの実を取っていたんです。むむむ、なかなかやるな!
登らず、石も投げず、どうやって獲っているのかと思ったら、
「痛んだポメロの実を投げて、マンゴーの実に命中させて落とす」という方法でした。
なるほど、石を投げて人や車、窓などに当たったら大変ですが、
ポメロならそういう心配はいらないかもしれません。でもそんなんで本当に狙ったマンゴー獲れるの?
と思ったら、やはりそううまくはいかず、獲れるのは酸っぱいまだ熟れてない実ばかり。
「うひー!すっぱいー!」と言いながら、それでも食べ続けるジャンジャン。
飢えさせてるわけでもないのになぜそこまでマンゴーの実に執着するんだキミたちは。(笑)
それにしてもこの「ルールの範囲内で工夫する」こどもたちの姿はは私にはかなり嬉しいことでした。
長年い渡ってやっていいことと、ダメなこと、ダメな理由を教え続けてきた成果だと思います。
めちゃくちゃ些細なことではありますが、こういう出来事を褒めてこどもたちを育てていきたいと思います。