夏休みに入ったので、これまで週1回だった映画上映会が、週3回に増えてこどもたちの映画熱が高まっています。
いつもはアクション映画とホラー映画に偏りがちですが、これだけ頻繁に見れるなら、と、
「あんまり見たことない感じの映画」を選ぶ子も増えてきて、先日は「ルーム」を鑑賞しました。
そんな中でジェイエムの新たな特技に気が付きました。
ジェイエムの特技と言えばサッカーとダンス、スポーツ全般だったわけですが、
彼には「ものすごく顔の判別能力と記憶力が高い」という能力がありました。
どんな映画を見せても「この人、あの映画であの役やってた人だよね?」と最初に気づくんです。
「この女の人はキャプテン・マーベルで、この子はプレデターに狙われれてた天才の子だよね?」
おお!本当だ!そうか、ルームのお母さん、キャプテン・マーベルだったか。気づかなかった。
それ考えるとすごい演じ分けだな…。
このジェイエムの発言に私がなまじ「すごいな!」と反応してしまったがために、
最近では映画鑑賞中に新キャラが出るたびに他の子たちが負けじと「この人はあの映画のあの人だよね?」と聞いてきて、
俳優あてっこ大会みたいになってます。みんな全然当たりませんけどね。(笑)
映画を見るのは娯楽であると同時に、教養につながります。
アクション映画でもホラー映画でも、一緒に見てる大人が「この場所、本当にあるんだよ」とか
「これは歴史上本当にあったことをモデルにしてるんだよ」とかボソっと言うだけで、
田舎暮らしのこどもたちにはものすごく重要なインプットになります。
こどもたちと一緒に映画を見る時間、大事につかっていきたいと思います。