今日は学校が半日だというので、午後から男の子たちが薪ひろいに行きました。
日本から来る学生さんたちにも体験してもらってるこの薪ひろい&薪割りですが、
こどもたちがやると早い早い。(笑)
海外での「ボランティア」を考えている若者には、ぜひ一度来て体験してほしいと思います。
「現地で育った若者にはできないこと」ができないと、役に立たないんだな、ってことを
骨の髄から痛感できるはずです。
大きい子たちが薪割りする傍らで、小さい子たちが包丁をナタ替わりに
小さい枝や、小さいヤシの実を割っています。実の中身を食べるのが彼らの目的ですが、
こうやって大きい子たちの真似をすることで、仕事を覚えていくわけです。
7歳の子にこのサイズの刃物を持たせるのはリスクもありますが、
ちゃんとアリエルが見守っていて、ネルジーがふざけた瞬間に「刃物持ってふざけるな!」と叱ってたのが
とても頼もしいです。チムレイ、君も見習いたまえ。(笑)
小さなヤシの実も、大きいのと同じように果肉部分があり、ぷるぷるした部分を
チュルリと食べると、大きいものよりも味が濃厚でとても美味しいんですよ。
イージェイもがんばって薪を運ぶお手伝いをしていました。この必死の表情、たまりませんね。
この後、「ぼくもはこべたよ!」と言ってくるときも「すごいね」と言ってやったときも
たまらん表情を見せてくれました。一挙手一投足がかわいいです。
この、大きい子から小さい子まで、みんなで一緒に作業する時間が大好きです。
「ガス代節約のため」「将来ガスがある生活ができるとは限らないから将来のため」という
大義名分以外にも「楽しいから」という理由で、この薪で暮らすスタイル、続けていきたいです。