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    英雄ボニファシオの祝日ですがあいにくの雨

    今日はフィリピン独立の英雄ボニファシオの祝日ということで、休日です。
    さあ川へ!と思ったら天気は朝から雨、しかもジープが故障していて修理中…。
    しょうがないので遊びに行くのはあきらめて、敷地内で過ごすことにしました。
    こんな時こそ、日本で買ってきた「新しいゲーム」の出番です!
    コントローラーを持って実際に踊るダンスゲームにみんな大はしゃぎです。これは楽しい!

    先日から、セブの会社にインターンとして来ている学生、マサシ君がHOJに来てくれていて
    こどもたちと一緒に遊んでくれるのでカードゲームも盛り上がります。
    みんな「ウノ!」と言うのを忘れるのでエンドレスです。(笑)

    こんな感じで今日は部屋の中でのんびり遊んで過ごそうと思っていたんですが、
    やっぱり遊び盛りのこどもたちは、走り回りたいに決まってます。
    というわけで、結局こうなりました。うん、洗濯は自分でするんだぞ。(笑)

    ところで、今日の主役たるボニファシオさん、確か10ペソコインの顔だよな…と確認したら、
    なんと、最近出た新コインから、削除されてるじゃないですか!
    え?ボニファシオが左翼系に人気がありすぎて、それを嫌う既得権益層が存在を抹消しようとしている…?
    なんて邪推もしたくなりましたが、よく見ると新コインでは5ペソがボニファシオになってます。

    つまり、消されたのはボニファシオではなく、旧5ペソコインのアギナルドです。
    この、アギナルドという人はフィリピンの歴史の中では扱いが難しい人らしく、
    スペインからの独立のために頑張って初代大統領になった偉人、ではあるんですが、
    その後のアメリカのフィリピン支配にも反旗を翻し、太平洋戦争では日本側についたという人で、
    フィリピンの教科書で習う「アメリカ中心史観」で見ると、偉人とは認めたくない人物なんですよね。

    そんな人でも長年5ペソの顔になっていた、というのがある意味でフィリピンという国の
    「政治的バランスを大切にする」姿勢を表していたように思いますが、彼が抹消されたことが、
    その姿勢を失っていきつつあることの証左だとしたら、危険なことだと思います。
    現在の500ペソ札の顔はアキノ夫妻。今の大統領、マルコスの父親を追放した側です。
    これが任期中に変えられるようなことがないように願いたいものです。


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