いつも仲良くしているお隣さんから、
「飼ってる鶏同士がケンカして、一羽大けがしちまった…もったいないので食べてくれ」と
ジェレミーが若鶏をもらいました。
フィリピンにも「自分で飼っている生き物を食べるのはしのびない」という文化はあるんですよ。
最初から食べる目的で飼っている豚や鶏だとそうでもないんですが、
闘鶏用に手塩にかけて育てていた鶏なんかは、情が移って、自分では食べられないので
友達にあげたり、交換したりして食べるんです。
闘鶏用に育てた鶏は、さぞや筋肉質で硬いだろう、焼くより煮込んだ方がいいのでは…と思ったんですが、
これが丸焼きにしただけで、驚くほどに柔らかく、そして味がギュッと締まっていて美味しいこと!
ちなみにHOJのスタッフのドドンさんも闘鶏が大好きで、家で何羽も鶏を育てているので
「ドドンも育ててる鶏は大ケガしたりしても食べれない?」と聞いたら
「いや、俺は酒飲んで泣きながら食う!」と言ってました。(笑)
死生観はさまざまですが、命にリスペクトを払って生きていきたいものですね。