一昨日くらいから体調が悪そうにしていたジェレミー。
なかなか良くならないので、保健センターで診療してもらったら、デング熱とのこと。
健康な若者だと3日くらい熱で苦しむだけで治ることがほとんどなんですが、
稀に重症化するケースもある、ということで、大事をとって一応、隣町の病院に入院することにしました。
長い時間かけて地元で人間関係を作ってきたので、この病院は入院費用も薬も全部無料です。
部屋もなんと、個室を用意してもらえましたよ。
フィリピンの病院では、入院時には誰かが泊りがけで付き添う必要があります。
今回はジェレミーの姉であるジュリアンがすぐに「私が行く」と言ってくれた上に、
ジュリアンが大学の用事でどうしても席をはずさなければならない時の助っ人に、
HOJを出て実家で暮らしていた、お兄ちゃんのジルマーも駆けつけてくれました。
やはり、ここぞという時に頼りになるのは兄弟・姉妹ですね。
ジルマーは、5年前に家出同然でHOJを出たので、恥ずかしがってなかなか顔を見せてくれなかったんですが、
弟が入院となれば、そんなことは言ってられないようです。
ジェレミーには申し訳ないけれど、こうやって再会できたのも、病気のおかげです。ジェレミー、ありがとう。
病状は安定しており、徐々に良くなってはいますが、あと1日か2日は様子を見た方がよさそうです。
デング熱は特に治療法もないので、病院にいたとしても、点滴くらいしかできることはないんですが、
食べれないくらい気分が悪い時もあるので、点滴は結構重要なんですよ。
みなさん、ジェレミーの快癒のためにお祈りくださいね!