滞在中の島根県立大の学生さんたちと、夜はみんなで楽しく遊んでいます。
ウノやジェンガのような定番ゲームから、こどもに負けるとついムキになるオセロや神経衰弱、
そしてこれまでにビジターさんが持ってきてくれたいろんなカードゲームがあるので
この人数になってもみんなで盛り上がれます。いやー、この家、増築してよかった!
カードゲーム、ボードゲームでは無類の強さを誇るジェレミーは、
この8月に日本から来るビジターたちを相手に、オセロで無双し続けています。
「角を取らせないようにする」以外に特に変わった戦術があるようには見えないんですが、
どうも勝てないんですよね。最近調子に乗ってるので、何か必勝法を知ってる方、ぜひコテンパンに叩きのめしに来てください!(笑)
今日は地域の祭りの日でして、フィリピンの祭りならではの「いつもお世話になってる人を家に招いてごちそうを振舞う」という文化で
元スタッフのフィデルさん一家が、HOJのこどもたち、スタッフたち、ビジターさんたちまで全員招待してくれました。
「こんな大勢で押しかけたら迷惑じゃない?何か手土産でも持ってった方がいい?」とスタッフに聞いたら
スタッフたちは「何を言ってるのこの人?」と怪訝な顔で
「祭り(フィエスタ」ってのは、ごちそうを振舞うもんでしょ。いっぱい客が来た方が嬉しいに決まってるでしょ。」
と、基本中の基本の説明をされました。うん、それは分かってても、これはさすがに人数多すぎでは…。
でもそんな私の心配はまさに取り越し苦労で、大勢で押しかけたらフィデルさん一家は大喜び!
最近、杖をついて歩けるようになったフィデルさんは、涙を流さんばかりに喜んでくれました。
これがフィリピンの「フィエスタ」なんですね。知っているつもりでしたが、私の理解が浅かったようです。
「客がいっぱい来る家はいい家」。
これを考えると、HOJにこうやってたくさんの方が遊びに来てくれるのは、こどもたちにとって、大きな誇りなわけです。
こどもたちがHOJを「いい家」と感じて成長できるように、これからも多くのビジターを受け入れていきたいと思います。