フィリピンには「本人不在の誕生日パーティー」という謎の風習があります。
就学や出稼ぎなどで本人がその場にいなくても、家族でその誕生日をお祝いしよう、というわけです。
さらには、チャリティーとして「誕生日パーティーを福祉施設で行う」という文化もありまして、
それが融合して、今日は「本人不在の誕生日パーティーがHOJで行われる」という、
フィリピン文化に慣れてない人には、さっぱり意味の分からない状況になってました。(笑)
もらったケーキとプレゼントにこどもたちは大喜び。
イージェイ、それ食べたあとはちゃんと顔洗うんだぞ!(笑)
事前に「施設のほうで何か欲しいものはありますか?」と聞いてくれていたので、
「缶詰とか乾麺とかの、備蓄できる食べもの!」と、備品&食材調達係のガガさんが
めちゃくちゃリアリストなリクエストを出しまして、大量のビーフンをいただきました。
これ、料理が簡単な上に失敗しにくいので、男の子たちが料理当番の時はありがたいんですよね。
「会ったことのない誰かの誕生日を祝って楽しい気分になる」って、なにげに素敵な文化ですよね。
他の国や地域にもこういう文化、あるんでしょうか。知ってたら誰か教えてください。
長年使っていた防水デジカメを、ついに新調することにしました。
古いカメラ、撮影自体はできるんですが、カメラ本体のディスプレイが4割がた壊れていて画面が見えないのと、
PCとつなぐラインの端子の接触が悪く、データをPCに取り込むために
毎回SDカードをいったん取り出さなきゃいけない、などの不具合があり、さすがに買い替えてもバチは当たるまい、と思いまして。
このカメラは「すごい!こんな写真も撮れます!」と旧ブログに初投稿してたのが2013年の5月なので、
9年以上使い続けたことになります。
酷使に耐えてくれてありがとう。君の名前はダテじゃないぜ、Olympus Tough TG-2。
そして、新しいカメラはこちら。同型の後続機でOlympus Tough TG-5です。また10年頼むぜ、相棒!
と、新しいカメラを出したら、目ざとくジェレミーがやってきて
「コヤシン、それ新しいカメラだよね?ってことは、そっちの古いやつはもう使わないんだよね?僕たちで使ってもいい?」
と、交渉してきました。他の子とのトラブルにもなる可能性があるので、あげるのはナシだけど、
1回1時間以内で貸すのはOK、ということにしました。そしたらさっそく撮影会が行われたようで、
私も9年間、一度も使ってなかった「ポートレート撮影」「ソフトフォーカス」みたいな機能を使って
それっぽい写真を撮ってはしゃいでます。昔のアイドルか。(笑)
他にも「白黒モード」なんかもあったようで、こんなアートっぽい写真も撮ってました。
意外とセンスがいいのがちょっと笑えます。
というわけで、まだまだ引退させてもらえそうにないTG-2さん。
ときどきこどもたちが撮った写真も紹介していきますのでお楽しみに!