広島の叡啓大学から、ユイさんがインターンとしてHOJに来てくれました。ようこそ!
1ヶ月の滞在中に、何か自分の特技とHOJの現状をすり合わせて、できることを探してもらいます。
「19歳の初めての海外でミンダナオ島に1ヶ月来る」という状況が昔の私と同じなので、
当時私がお膳立てしてもらったように、いろんな経験をしてもらえるようにしたいと思います。
さて、今日は小学校で「地区対抗スポーツ大会」が開催されており、
フィリピンの学校によくある「代表として選ばれている子以外は学校が休み」となりました。
この文化、あんまりよくないなあ、と私は常々思ってるんですが、
じゃあ、先生が休日返上で働く日本のシステムが正常かと言われるとそれも微妙だと思うので、
何かもう少し納得のいく落としどころはないものですかね…。
まあ、当のこどもたちは「学校やすみ!やったー!」という感じです。
遊ばせておくのもなんなので、こういう時は本を読んだり絵を描いたりすることを推奨してます。
イージェイはビジターさんがくれた塗り絵をやったんですが、色のバランスが見事!
デタラメに塗っただけではこうはなりません。なかなかにセンスがいいようですよ。
ビンビンがかなり素敵な絵を描いているので「いいね!」と褒めていたら
気をよくしたのか、いつも以上に集中して長時間、描き足して大作にしていました。
こちらが完成品!細長い家は、昔家族で住んでいた高床の家を再現しています。
家の中には女の子が2人とホウキが2つ。ビンビン本人と、妹だそうです。
家の外には男の子と女の子。これはお姉ちゃんとお兄ちゃん。
他にもボールや風船などが描きこまれていますが、上の方にいるダルマのようなのは私だそうです。
よく見ると他の人物とちがって、ちゃんと顎にヒゲが描いてあるんですよ。
私が赤、青、黄色で塗られているのは、写真の通りのTシャツを着ているからでしょう。(笑)
ビンビン、絵に入れてくれてありがとう!
祝日に開かれていたもう一つの大会はチェス大会です!
18歳以下の部に、我らがジャンデルが参加しました。
初戦の相手は見るからに賢そうな上級生。ジャンデルによると、高校のチェス部の部長さんとのこと。
これは手強い相手ですね!
最初は「お?新入部員が初戦の相手か?よし、かかってこい!」と笑顔だった部長さんですが、
途中から真剣な顔になっていました。
さすがに勝つことはできませんでしたが、なかなかの善戦だったようです。
10人の参加者の総当たり戦で、1試合の制限時間が20分。かなり集中力を要する戦いですね。
ちなみに記録係と思しき女の子が、どう見ても件の部長さんの恋人といった振舞いで、
「なるほど、チェスの世界もちゃんと強いやつがモテるんだな」と、なんとなく腑に落ちました。
こういうところも含めて、ジャンデルの目標として立ちはだかって欲しいですね、部長さんには。(笑)
ジャンデルは参加した10人の中では最年少だったんですが、5勝して4位になりました!おめでとう!
負かした相手には大学生もいたそうで、「強い新人が現れた!」と話題になったそうです。
しかもなんと、賞金200ペソをゲットしてきました。
ジャンジャンとハルカさんが「サッカーは勝ってもプラスチック製のメダルだけだったのに~」と
納得のいかない顔をしていましたよ。(笑)
9月には学校対抗のチェス大会もあるそうで、今回結果を出したジャンデルもチームに入るとのこと。
これは今後の活躍が楽しみですね!
今日は「英雄の日」というフィリピンの国民の祝日です。
130年前に、スペインに占領されていた時に、「独立のために命を捧げた人たち」の記念日です。
去年から今年にかけて私が描いていた「ボニファシオ」ももちろんその一人ですが、
有名なリサールとボニファシオ以外にも英雄はたくさんいたよね、ということで、
この日が制定されています。どんな人がどんなことをしたのか興味のある方は、
僭越ですが私が作画した漫画をご覧ください。無料で全話読めますよ。
ページ数の都合で軽くしか扱えていませんが、本当はアルバレスやリカルテなど、
登場人物の1人1人が漫画の主人公級の魅力に満ちた人物なんですよ。
いつか彼らを主軸にした作品なども描いてみたいです。
さて、祝日に合わせて町ではいろいろな大会が開かれています。まずはサッカー大会!
ジャンジャンが出場すると言うので見に行ってみたら、サッカーではなくフットサル大会でした。
フットサルって初めて間近で見ましたが、狭い場所でサッカーの動きをするのって、
ものすごい迫力ですね!派手なシーンが多い上に近い場所でそれが行われるので、
なるほど、これは盛り上がるなと思いました。
ちなみにハルカさんも当然のように出場してました。違和感がないのがすごいです。(笑)
ただ、私はすぐにメタ視点でスポーツを見てしまう癖があるんですが、その私からすると、
この大会は「危ういな」と思いました。
男女混合チームで、セメントのコートでサッカーとほとんど変わらない、
「多少ぶつかり合うこともある」試合をするのは、大勢の怪我人が出てもおかしくありません。
幸い、それほどの事故はなかったようですが、本来、フットサルって
木の床の体育館でやるものなんですよね?
そういう施設が完備できるとは思えないフィリピンで、
手軽にできて盛り上がるという理由で流行るのはちょっと危険なのではないかな、とか思いました。
まあ、やってる当の本人たちは全然そんなこと気にせずに、「楽しかった!」と帰ってきました。
しかもなんと、ハルカさんは準優勝の上に、大会の得点王!(笑)
いやー、男女混合で危ないとかなんとか、私の素人意見を叩き伏せる結果でした。お見事!
実は今日は、もう一つの大会が町で開かれていまして、そちらにもHOJの子が出場していました。
その話はまた明日!