こんばんは!元ボランティアスタッフのメグミです!
約1年ぶりにハウスオブジョイに帰ってきました!子どもたち、ただいま〜!ボランティアスタッフとして滞在して時は、子ども達と毎日顔を合わせていたので気づきにくかった成長も、1年も会わずにいると子ども達の成長が目に見えて分かって、なんだか感動しました。
女の子達は「アテメグミ!」と言って出迎えてくれましたが、男の子は思春期なのか、アルバートからは「誰だっけ?」なーんて言われてしまいましたが、成長している証だと思うことにします!(笑)
翌日にはデレデレモードになってくれました!さすがツンデレ王子!(笑)
そして、久しぶりに会う子ども達や、スタッフ達に言われまくったのが「肌、白くなったね!」でした。1年もすると日焼けも落ち着き、且つ、日本では結構インドアな生活をしているからですかね?子ども達と腕の色を比べてみたら、、、、
私、白い…。いやみんなが黒い…?(笑)こんな風に思い出話をしたりして子ども達とまたわちゃわちゃ楽しく過ごしていることに幸せを感じています。
今日は敷地内の大掃除の日で、子ども達が掃除をしているなか、ジェレミーはお昼ご飯の料理担当でした。前からちょこちょこ料理のお手伝いをしている姿はみかけていましたが、今日はコヤアルチーに抜擢されて料理の補佐を務めていました!ジェレミー、大きくなったなぁ。
そして、午後からは敷地内で遊びました。ジャンジャンと、アルジェのおんぶ鬼ごっこの写真です。たのしそうな2人の顔!それと、本気できつそうなお兄さん達!(笑)
今日も1日楽しかった〜!幸せ!
明日は海へ行く予定です!
明日も楽しい1日でありますように!
日本では新型コロナウイルスの騒動が広がっているようで、ついに学校が休講になるそうですね。
フィリピンにはまだ蔓延の兆候はないので「水際作戦」が取られており、
中国、韓国の一部地域に行った人はフィリピンに入国できない、といった制限がかかっています。
それをうけてか、フィリピンの教育省が各地の学校に
「外国人および外国帰りの人は学校に立ち入り禁止」というお達しを出したので、
サンロケ小学校の見学ができない状態です。発生前からこっちに住んでいる私まで…。
まあ、私が見に行けない代わりに校長先生からちょくちょくレポートとして写真が送られてきています。
ちゃんと給食プロジェクトもMIRAIクラスも順調にやってますので皆さんご心配なく!
休講といえば、昨日、今日とアルジェは学校が休講になり、HOJでいろいろとお手伝いをしています。
こどもの頃から手伝っていた薪割り、ついに大きな鉈を使うことをフィデルさんに許可されていざ、デビュー!
フィデルさんなら一撃、大きい子たちなら二~三撃で切れるところに十撃くらいかかってましたが、がんばりました!
ちなみにこちらが5年前の、薪割りの手伝いをしているアルジェ。
こんなに小さかったんですねえ。小さい頃から見ていた作業を、自分ができるようになるっていうのは
本人にとっても、育てている私たちにとっても、本当にうれしいことです。
さて新型コロナウイルスですが、この調子でいくと近いうちにフィリピン政府が日本からの渡航にも制限をかける可能性があります。
降ってわいた長期休暇、感染の兆候がないのであれば今のうちにフィリピンに来て過ごす、というのもアリかもしれません。
WiFi環境はそこそこ整ってきているので、リモートワークも可能です。興味のある方はご一報くださいね!
(感染の兆候が見られる方は、専門家の指示通り、家でじっとしてましょうね。早くよくなりますように!)
絵のワークショップの話の続きです。まずはこの絵をご覧ください。
「幸せの絵」と言われてリッキーBは迷わず海で魚を獲っている絵を描き始めました。
いちばんお絵描きとかをして過ごす少年時代に、ペンも紙もないような山で暮らしていたこともあって、
年齢の割にはずいぶんシンプルな絵ですが、ちゃんとシュノーケルとマスクをつけた人物が
モリで魚を突いている絵になっていますよね?
ですが、周りのみんなが驚いたのが、この色です。なぜか一面緑色。
ソーシャルワーカーとして「こどもの描いた絵は否定しない」訓練を積んでいるはずのエイプリルさえ、
「え?なんで緑に塗ってるの?」と戸惑っていました。何かの心理的な表れ?とか難しく考えたりもしたんでしょう。
でもみなさん、これ、めちゃくちゃリアルなんですよ!毎回リッキーBと一緒に潜っている私が証言します。
先週の日曜は波が高くて砂が巻き上がっているせいで水が濁っており、水中はまさにこんな色だったんです。
リッキーBは、「海は青」という固定観念に流されず、自分の見た色を、塗ったんですよ。
今回は、私が一緒に潜っていて、写真まで撮っていたのでよかったですが、
実はこういうことって、しょっちゅう起こっているんじゃないかという気がします。
こどもが「こうだった!」と主張していることがあまりにも「常識」とかけ離れているから、
嘘をついてるんじゃないか?それとも、何か心に問題をかかえているんじゃないか?などと考えてしまう。
これ、よくやりがちですよね?
海は緑色の日もあるし、緑色のクワガタだっているし、光るサメだっているんです。
もっと言えば、誰かにとっては青の範疇に入る色が、他の誰かにとっては緑だったりするのは当たり前。
さらにさらに言えば、あなたの考える青と私の考える青が同じかどうかは絶対に証明不能です。
「常識」にとらわれず、こどもたちの視点に寄り添っていきたいですね。