昨日は1986年に独裁者マルコス大統領を追い出したエドサ革命の記念日ということで、休日でした。
まあ、誰もこの日が何の日かは大人も含めて知りませんでしたが、休日は休日です。ラッキー!(笑)
でも遊びにはいかず、ホールでスタッフのエイプリルが「幸せについてのワークショップ」を行いました。
こどもたちの心のケアのために、こういうの時々やるんですよ。
「幸せ」の絵を描こうという指示で、すぐに筆が進むのは、どちらかというとお勉強とは無縁の子たち。
優等生っぽい子は「何を描くのが正解か」をつい考えちゃうので筆が止まっちゃうんですよね。
みんな自分の絵に集中しながらも「ほら、見て見て!バスケ描いたよ!ここに犬と猫もいるよ!」などと絵を見せ合いながら
1時間ほどで作業タイムは終了。みんななかなかの大作が仕上がりました。
それからみんなの前で発表タイム。何を描いたのか、どうしてそれを描いたのか、描いたらどんな気持ちがしたかなどを
エイプリルが上手に聞き出しながら、発表タイムは続きます。バスケットボールを見つけたエイプリルが
「あれ?ジョイジョイ、バスケなんてやるっけ?」と聞いたら「日曜のウラワで、久々にやったらすごく楽しくて」との返事。
はい、ブログにも書きましたね。ジェレミーがさんざんな目にあってたアレです。あれは確かに楽しかった!(笑)
マイケルの絵が私にはものすごくツボでした。
ジープに乗って、ウラワビーチに行って遊んで、HOJに戻ってご飯作って食べた、という絵なんですが、その海の絵がこちら!
カヤックを漕いでいるのはマイケルとジャンジャンとリッキーガマイ、
水中で魚を獲っているのがリッキーBで、逆さになって赤いカメラを構えているのが私だそうです。そうそう、いつもこんな感じ!
マイカの絵は四コマ漫画風に時系列になっていて、家族みんなで暮らしていた頃、
家族みんなで海に行ったこと、父親が亡くなってその葬儀をしたこと、親戚の家に引き取られて暮らしたこと、
そして、HOJに来て暮らしている今、というドラマ仕立てになっていました。
HOJの絵は「みんなで映画を見ながらキャーキャー叫んで楽しんでいるところ」が描かれていました。ああ、嬉しい。
たくさんのこどもの絵に私が登場しているのも嬉しかったです。なんだかもう、めちゃくちゃご褒美をもらった気分です。
まあ、ヒゲとメガネとチョンマゲ描けば似るので、描きやすかっただけ、という説もありますが。(笑)
かなり素敵な絵が多かったので、また機会があったらいくつかの絵を紹介します。お楽しみに!
こんにちは。フユキです!
皆さんは、長期の海外経験がありますか? 長期で海外にいると日本食がたまに食べたくなるのはあるあるだと思います(笑)
ハウスオブジョイにいるボランティアスタッフは長期滞在の人が多いので、たまに日本食を作るんです!と言うことで、今回はオムライスを作りました!!
写真の真ん中にちょこんといるのはアルジェボーイです。お手伝いをしてくれたので、一緒に食べたのですが、他の子どもに見つからないように隠れてるんです。(笑)お手伝いをしたんだから堂々と食べていいんだよ。
包丁遣いもフライパン遣いも、8歳とは思えない手さばきでした! ありがとう、お手伝いジェボーイ!
さて、外では他の男の子たちが馬跳びやロクソンティニックをして遊んでいます!
上の写真は馬跳びです。ハウスオブジョイの子どもは運動神経がとてもよくて、特に男の子はジャンプ力が高いんです!自分の身長と同じの高さをヒョイっと飛べるんですよ!!
この写真はロクソンティニックです!ロクソンティニックとは、サンダルの高さから初めて手の平の高さを増やしていき、どこの高さまでジャンプできるか、というゲームです。
失敗すると、すってんころりん転んじゃいます。でも、子どもたちはそのことすらもゲラゲラ笑ってとても楽しそうにしています。
みんなで遊んで、何気ないことでも笑える仲の良さ素敵ですね!毎日そんな子どもたちをみて癒されています(笑)
みなさんも、仕事や学校に疲れた時はハウスオブジョイの子どもたちで癒されてくださいね!スタッフ、子どもたちみんな、みなさんのことを待っています!!
12月末からHOJに戻ってきていたリッキーが、就職が決まってなんと、マニラに行くことになりました。
市長さんの旦那さんがマニラの病院で入院生活をしているんですが、その身の回りの世話係ということです。
烏山さんの介助をずっとやっていたリッキーにはうってつけの仕事です。リッキー、がんばれよ!
2011年に姉のカテリンと一緒にHOJにやってきたリッキーは、お手伝いはよくする子でしたが、
学校や集団行動が嫌いで、なかなかなじむのに時間がかかりました。
でも、自分より小さい子たちがHOJに入ってくると、途端にお兄さんっぷりを発揮しだし、
いつも自分が下になって遊んであげていました。
私の写真フォルダを「リッキー」で検索すると、リッキーが小さい子を乗せてあげている写真が続々と出てきました。
改めて、そういう子だったんだなあ、と感慨深いです。
3年前にやっと実のお父さんが見つかり、矢も楯もたまらずにHOJを出て行ってお父さんと暮らし始めたリッキーですが、
初対面のお父さんとの暮らしは、夢見ていたようなものとはかけ離れたものでした。
リッキーは仕事を点々とした上、やはり自分の家はここだ、とHOJに戻ってきて、烏山さんの介助をするようになりました。
烏山さんが亡くなってからまた仕事を点々としていたリッキーですが、本当にうってつけの仕事が見つかりました。
小さいこどもや、病気で弱っている人への優しい気持ちをもったリッキーなら、きっと活躍できるでしょう。
みなさん、リッキーの門出をお祝いください!