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    米に代わる主食「バランホイ」

    フィリピンの主食と言えば、ということになっているようですが、
    実は山がちな国なので全然自給できておらず、輸入に頼っているため、
    石油価格や国際情勢の影響が市場価格にモロに出ます。今年は1月2月と天候不順だったせいで高いです…。

    そんなわけで、田舎のほうではコメにばかり頼らず、他のものを主食にしている家庭も結構あって、
    以前からよくブログで紹介しているマイスもそのひとつですが、今日はまた別の主食、バランホイを紹介しましょう。

    バランホイは国際的にはキャッサバと呼ばれている芋の仲間で、こんな葉っぱの植物です。
    ウラワビーチの畑にもたくさん植えてあるので、見たことのある人もいるでしょう。
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    うちで収穫したものも食べれますが、市場にも1キロ10ペソくらいで売っています。
    米は1キロ40ペソ、マイスは1キロ22ペソですから、バランホイの安さは突出しています。
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    別名カモテンカホイ(イモの木)と呼ばれるくらいに、木の皮そっくりな硬い皮に覆われているのを、
    豪快に削り落とし、カボチャくらいの硬さの身を、包丁でザク切りにしてから数十分水にさらします。
    それから鍋でぐつぐつと茹でること約10分。表面はちょっと粘ついてるけど中身はホクホク、という、
    ちょうどサツマイモとジャガイモの中間みたいな感じでできあがります。おいしいですよ!
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    皿に盛ったらまあおいしそう!オクラとスープに入ってるツルムラサキの葉っぱはHOJに庭で獲れたもので、
    チキンの足もウラワビーチで育てている鶏です。自給自足っぽくて素敵でしょう?
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    と、コストパフォーマンス抜群のバランホイですが、腹持ちはあんまりよくないようで、
    お腹いっぱい食べても4時間後くらいにはお腹が減ってきて、オヤツを買いに行こう!ってなっちゃいます。(笑)
    まあ、それだけ消化にいいということなんでしょう。ビタミンCも含まれているそうで、肌にもいいらしいですよ。
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    最近ではダバオにはかなり日本食材も売られていますが、やはり、田舎暮らしの魅力は、現地の美味しいもの探しです。
    日本からHOJに遊びに来てくれる人たちのためにも、美味しいものを発掘しておこうと思います!


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