週末恒例のウラワビーチ!戻ってきたリッキーBと一緒に潜って魚獲りです。
前に教えた「水中では手ごろな石を持ち運べば浮力をうまく調整して姿勢維持できる」というのを
ちゃんと覚えていてうれしかったです。
「コヤシン、これ何かな?」とリッキーBが見せてきたのは…なんでしょう?
こういう水中生物なのか、サンゴのかけらなのか、虫の羽根なのか、葉っぱの葉脈か。
どれもあり得るっぽいあたりが自然のすごさです。
きっとこれもフィボナッチ数だとかフラクタル構造とかで解析できるのでしょう。
もっと数学勉強したくなってきました。
さて、今日のお昼はジェレミー、ジャンジャンが中心になって作った焼きそばだったんですが、
一口目は美味しいんですが…とにかく脂っこい!
私だけでなく、こどもたちまで「脂っこい!胸やけ(ベドレ)する!」と言ってました。
っていうか、そういう表現がビサイヤ語にあったのを、20年暮らしてて初めて知りました。
君たちにそんな感覚があったとは…。(笑)
しかしさすがは若いだけあって、食後、5分もするとすっかり消化してしまったようで、
ラッセルたちはさっそく浜辺を走り回ってます。なんという胃腸の強さ!
大きい子たちもすぐにバスケに夢中になってます。いやー、すごいな君たち。
胃に重たいものを食べると私は急速に眠くなる性質があり、
HOJに戻ってちょっと横になったら、気づいたら夕方でした。(笑)
動画は明日公開しますのでお楽しみにー!
マスクをつけずに外出できるのが気持ちよくて、毎日市場にイージェイと一緒に野菜を買いに行ってます。
ただ、その様子を写真に撮ろうと思うと、片手は買い物袋、もう片手はイージェイとつないでるので
なかなかこれといった写真が撮れません。明日はリュックしょって行こうかな。
買ってきた野菜はアルチーが料理します。今日のおかずはカボチャたっぷりの豚肉と野菜の炒め物。
毎日こうやって薪で料理しているんですよ。
ジェレミーが「学校の授業でさっぱり分かんないのがあったから教えて」と言ってきたので
どれどれ、と見てみたら「数列」でした。なつかしい。
ジェレミーはパズルは大得意なので「6,10, 14, 18, 22, 次は何?」みたいなのは即答なんですが、
いかんせん数学は英語で勉強すると、日常言語とかけ離れてて理解しづらいんですよ。
等差数列:Arithmetic Progression、等比数列:Geometoric Progression、って言われても…。
「等差」「等比」という名をつけ、普及させた日本の先人たちに感謝です。
等差数列と等比数列をだいたい理解したところで、
ジェレミーはたぶんこういうの好きだろう、と思って「1,2,3,5,8,13,21,次は?」と問題を出してみたら
これも「34! 前のやつと足し合わせるんでしょ?」とすぐに法則性に気づきました。
そこで「フィボナッチ数列」の話をして、黄金比やヒマワリの種の話をしたら、案の定、興味津々でした。
どうだジェレミー、勉強は楽しいだろう?
ヒマワリ以外にどんな具体例があったっけ?と「フィボナッチ」を検索したら、
検索結果が株の話ばっかりでびっくりしました。
フィボナッチ数を使って株の高下を予測する方法?があるんですねえ。本当に当たるんでしょうか。
…お!ジェレミー!パイナップルもフィボナッチ数列らしいぞ!今度買ってきて数えてみような!
学校と福祉局の手続きを済ませ、リッキーBが正式にHOJに戻ってきました。おかえり!
サインが必要なのでおばあちゃんにも来てもらったら、すっかり健康そうで安心しました。
リッキーBは実家に戻っていた間は主に「山間の水道のない地域での水運び」を仕事にしていたそうで
もともとたくましかったのが、さらに足腰が鍛えられて、ムッキムキになってます。
これからは学校にも通って頭の方も鍛えような、リッキーB!(笑)
今日はラッセルとネルジーのおばあちゃんも顔を出してくれました。
おばあちゃんと話をしていて、2人がセブ出身でコロナ前まではセブで暮らしてたことが判明。
福祉局の資料にはそんなこと全然書いてなかったのでびっくりしました。
2人は「え?知らなかったの?」と言う顔で、私たちがびっくりしていることにびっくりしてました。
うーん、相変わらずだなあ、福祉局は。
上の写真は居合わせたチムレイが撮ってくれたんですが、
「猫を抱いて写真を撮る」のがうらやましかったようで「次はボクたちを撮って!」と言うので
よし、とシャッターを押したら猫は見事にフレームアウトしてました。
チムレイドンマイ、猫ってのはそういうものだ。
ジェレミーのドローンを勝手にいじって壊してしまったことで長らく謹慎中のチムレイですが、
いよいよ今週で長かった謹慎も明けます。チムレイ、また撮影係に復帰するの、待ってるからなー!