今日は摂南の学生たちとウラワビーチへ!
学生たちが「豚の丸焼きを体験してみたい」というので、子豚を買ってきて朝から解体作業です。
男の子たちがものすごく興味津々で、真剣な顔で一部始終を見ていました。
腹を裂いて内臓を出し、肝臓や小腸などの食べられる部分と、食べられない部分を分ける作業。
学生たちは直視できないようでしたが、ジャンジャンが一点の曇りもない純粋な目で、その作業を凝視していました。
そう、本来は決して「気持ち悪い」ものなんかじゃないんですよね。
(それでも写真は一応加工しておきましたけどね)
子豚はビーチでみんなでおいしくいただきました。
大きさにもよりますが、だいたい1頭で40人から50人がお腹いっぱい食べられます。
ジェレミーが、「天国は僕たちが食べた子豚でいっぱいだね」と言っていました。
ジェレミーらしい、なんだか平和で素敵な世界観ですね。
今日はあまり天気が良くなかったんですが、小雨を気にせずにみんなで泳いだり、
バスケをしたり、バドミントンをしたりして遊びました。詳しくは動画をご覧下さい。
今日のハイライトは何といってもカテリンたちの「ウラワ美容室」です。
年末年始を烏山さんの家で過ごしたカテリンは、YouTubeで髪の結い方をずいぶん勉強したそうで、
戻って来てから女の子同士で教えあって遊んでいるうちに、ものすごい技量に達しているんですよ。
前から上手だなーと思ってましたが、今日、改めてそのクオリティの高さに驚きました。
みなさんもHOJに来た際にはぜひ、「ウラワ美容室」をご利用くださいね!
学生たちは朝早くから起きてこどもたちの掃除を手伝ってくれています。
まあ、朝から鶏、犬、そしてなによりこどもたちが騒がしいですからね。
なかなか寝てられないというのも事実です。(笑)
がんばってくれている学生たちを、ティナイタイのサンゴ礁に連れて行きました。
フィリピンを「貧しい国」だと勘違いしてほしくないので、
フィリピンがいかに豊かな自然に恵まれているのかを、学生たちには体験してほしいんです。
今日も海の中は魚だらけ。
かなり潜れる学生も何人かいましたからね、とてもきれいな海を満喫していました。
水中動画を編集してアップしたのでぜひご覧ください!
こんなにきれいな海があって、こんなにたくさん魚がいるのに、
なぜか食べるのに困るこどもや、仕事の見つからない若者たちがいる。
そのおかしさに気づいてほしいと思います。
午後からは近所の乳児院エンジェルハウスへ。
養子縁組を待つ乳幼児のいる施設で、ちびっ子たちと遊んですごしました。
ヨーロッパやアメリカは少子化対策の一環として、途上国からの養子縁組を国がサポートするシステムがあるそうで、
だから多くの子がそっちのほうに養子にもらわれていくケースが多いんだそうです。
養子縁組は非常に法的に難しい手続なので、個人の力ではまずうまくいかないんですよ。
日本も少子化で悩んでいるなら、そういうシステムの導入も検討すべきだと思うんですが、どうでしょうかね?
摂南大学の学生たちがいろいろ頑張ってくれてます。
まず、何と言ってもちびっ子にとっては、遊び相手になってくれるのが一番うれしいです!
今日は昼間は学校訪問。午前中は小学校で授業を見学させてもらいました。
この小学校の話はちょっと重要なので、後日また詳しく紹介したいと思います。
そして午後からは地元の大学へ。
大学生同士でバレーボールをしたり、おしゃべりをしたりして、交流を深めました。
足りない語学力を、折り紙を折ったり、漢字を書いたり、お互いの携帯の写真を見せ合ったりして補って
なんとかコミュニケーションを取り合おうという姿勢はとても素晴らしかったです。
もちろん語学力も磨いてほしいですけどね。(笑)
HOJに戻ってくると、久々に卒業生のノエルが遊びにきていました!
学生たちとバスケで勝負して、コテンパンにして楽しんでました。(笑)
15歳で「俺は自立して働く!」と言ってHOJを出たノエルですが、
その後、弱音を吐くこともなく、本当に住み込みなどで働いてなんとか暮らしています。
「もっと定職について落ち着いた暮らしを…」とか親心では思っちゃいますが、
この雲のような自由さは、個人的には結構好きだったりもします。
こうやってたまに遊びに来てくれるのは本当に嬉しいです。
学生たちは昨日作ったホウキでさっそく掃除も手伝ってくれてます。
エミリーが「落ち葉はそっちに集めて!」と偉そうに指示をしているのがかわいいです。
掃除が終わって水浴びも手伝ってくれました。
普段はこどもたちだけでやってますし、自分たちだけでもできるんですけど、
やっぱりこうやって手伝ってもらえるとこどもたちは嬉しそうです。
遊んで、学校に行って、掃除して、水浴びをして…。
今日の学生たちの生活は、まさにHOJのこどもたちの生活そのものでした。
こんな生活の中で喜ぶこどもの姿から、多くのことを学んでほしいと思います!