マスク規制解禁と、先週のジェレミーの誕生日、そして来週のリッキーBの誕生日を祝う名目で
今日は超久々に隣町のダヒカンビーチに遊びに行きました。実に3年ぶりです!
空も適度に晴れ、適度に曇っていてちょうどよく、波も穏やかでこどもたちを遊ばせるには最適、
しかもほぼ貸し切り状態と、3拍子揃った最高のコンディション。
こどもたちは地元の子たちに教わってスキムボードに挑戦しまくっていました。
そしてもちろんダヒカンと言えばウミガメ!
ここは繁殖地として卵の保護活動をし、地引網やビーチでの夜間のどんちゃん騒ぎを禁じているおかげで
透明度が高い日なら、ほぼ確実にウミガメに出会えます。
今日は探索能力抜群のリッキーBと一緒だったので、30分で10匹見つけるという大記録を達成しましたよ。
そしてダヒカンと言えばこれ、サーフボードに焼き魚とごはんを盛り付けた「ダヒカン定食」です。
スキムボードもスキンダイビングもめちゃくちゃ体力を使うので、
お昼時にはみんなお腹ペコペコで、これまた記録的なスピードで平らげましたよ。(笑)
動画も作りました。ジェレミーとジャンジャンに「僕たちもウミガメ見たい!」とせがまれて
食後にもう一回潜りに行ったこともあって水中シーンが多めですが、
自然の中を悠々と泳ぐウミガメの姿はたっぷり見れますよ。
私が26年前、初めてフィリピンに来た時に、最初に連れて行ってもらったのがこのダヒカンビーチです。
「始まりの場所」に3年ぶりに来て、その魅力を堪能したおかげで、
19歳の時の感動を思い出すとともに、「ここに日本の若い人たちを連れてこないと」という使命感が芽生えました。
「国際協力」みたいなことを長くつづけるには「その場所が好き」であることが必須条件です。
後進を育てる意味でも、たくさんの若い人たちに、ここを好きになってほしいと思います。
男の子たちの間でまたレゴがブームです。
胴体に手足をつけた「人型ロボット」をみんなで作ってるんですが、
ここから先の遊び方にその子の個性が出てとても面白いです。
まずはネルジー。作ったレゴのロボット同士を戦わせて遊んでます。
「鉛筆ミサイル、発射ー!」「ガシャーン!」みたいに頭の中で物語が広がっている模様。いいですねえ。
ジムボーイはデザインをブラッシュアップ。左右の対称性や色のバランスなどにこだわってます。
絵を描いても色使いのセンスが抜群のジムボーイ。
なにかアートやファッション、デザインとかの道に導いてやりたいですね。
ジャンデルは機能を改造。可動パーツを巧みに組み合わせて、アームが動いたり、
車輪で走るロボットを作ってます。さすがですね。
その横でチムレイはひたすらロボットの巨大化に打ち込んでいます。
ただノッポにするだけだと構造が弱くてすぐに壊れるのでそこが工夫のしどころです。
こんなふうに、自分の好きな方向に発展させていけるのがレゴというオモチャの魅力です。
こどもたちの意図を汲んで、適切に褒めて才能と個性を伸ばしていきたいと思います。
リッキーBがジェレミーに数学の宿題を手伝ってもらってます。
J「…で、ここ、マイナス5とプラス2だから、合わせてマイナス3じゃん?」
R「なんだそれ」
J「え」
R「なんだそれ」
J「ってどこが?」
R「マイナス5って何よ?」
J「そこからか。これ、ほら、5の前に書いてある、棒。これがマイナス」
R「へえ」
J「で、マイナス5ってのはプラスの反対だから、プラスの2と足すと、5ひく2で、3が残るから、マイナス3」
R「プラスの反対?」
J「そう、反対」
R「なんだそれ」
J「なにが?」
R「プラス5ってのは魚5匹、だろ。マイナス5ってのは何よ。魚の反対?なんだそれ」
J「えーと、だから、ほら、魚を5匹食べる猫がマイナス5だよ。お腹のすいた猫」
R「ほう」
J「お腹がめっちゃすいた猫。こいつがマイナス5。で、魚が2匹。これがプラス2。どうよ、猫はおなか一杯になる?」
R「ならんね」
J「どのくらいまだ腹減ってる?」
R「えーと。5と2だから、3」
J「そう。それがマイナス3。めっちゃお腹のすいた猫は、わりとお腹のすいた猫になった」
R「なるほど」
J「じゃあ、もっとお腹のすいた猫。マイナス7がいて、そこに魚が10匹あったら?」
R「足りるな」
J「何匹余る?」
R「全部食うんじゃね?」
J「そうかも(笑)」
いやー。2人の関係性も、魚と猫のたとえも、オチも面白すぎです。
さて、この説明法で「マイナス同士をかけるとプラスになる」をジェレミーがどうやって説明するのか
来週あたりが超楽しみです。(笑)