ジュリアンの就学支援、1日にして必要な人数の支援が集まりました。
コロナで大変な中、協力を申し出てくださったみなさん、本当にありがとうございます!
以下、本人のビデオメッセージです。ぜひご覧ください。
こどもたちは相変わらず元気です。
私が病気で寝てる間にアルバートはギターをラスタカラーにペイントしてました。
お、意外とレゲエとか好きなのか?ヤァマン!(笑)
そしたら「何レゲエって?」と知らないようなので、Youtubeでボブ・マーリーを紹介。
関連動画でフィリピンの田舎の兄ちゃんたちがカバーしているのが見つかったあたりから
「これカッコいいかも!」と興味がわいてきたようです。
確かにフィリピンの田舎の風景にレゲエは良く合いますからね。こういうのやりたいなら協力するぞ!
夜の映画タイムに最近人気なのは「TRESE」というフィリピン国産アニメです。
マニラが舞台で、「妖怪探偵」の主人公が良い妖怪を味方に、悪い妖怪と戦うゲゲゲの鬼太郎的なお話なんですが、
背景に映り込むファストフード店やそこらのパン屋の内装、座ってるプラスチック製の椅子のチープさなどが
いちいちフィリピンらしくてこどもたちが大喜びしています。
物語の舞台が身近、って、すごく大事なことなんですよね。
フィリピン製のレゲエに、フィリピン製のアニメ。フィリピン製の映画もすごいのがそろそろ出るという噂があり、
これまであんまり注目してこなかったフィリピンサブカルチャーが、これから花咲く時代かもしれません。
HOJからも将来クリエイターな道を志すこどもが出たら嬉しいですね!
何度も延期になったジュリアンの「オンライン卒業式」がいよいよ今日行われることになりました。
ただそれも、朝8時からのはずが、「来賓が遅れている」との理由で午後1時からに代わり、2時半まで待たされていまだに始まらず。
オンラインでも「わざと遅刻することでエライ人が立場が上であることを確認する」という悪習は健在です。
この文化、本当になくなってほしいです…。
ただ待ってても時間がもったいないので、卒業式はもう終わったことにしてスピーチ撮影です。
というのもジュリアン、大学への進学を希望しているからです。
フィリピンの公立大学は数年前に無償化されたはずなんですが、「学費」という名目では無料になったんですが、
「設備費」「教材費」などの名目でお金を払わねば通えないシステムは維持されてまして。
ジュリアンの目指す教育学部は、年間に2万円~3万円が必要です。4年通って約10万、といったところです。
そんなわけで、1口1万円で支援者を募りたいと思います。
10人集まれば就学可能、それ以上に支援者が増えた場合は卒業後もジュリアンはHOJに残り、
「ジュニアスタッフ」として働きながら学校に通わせるかたちにする際の「人件費」にしたいと思います。
支援してもいいかな、という方はぜひこちらまでご連絡ください!sawamura@hoj.jp
そうこうしているうちに、16時を過ぎてようやく「オンライン卒業式」が始まりました。
いったいどんな仕掛けになるのかな?とちょっとだけ期待してたんですが、
単にエライ人がスピーチするのを順に映していくのを一方的に配信するだけ!これを1時間見ろと?(笑)
っていうか、この方式でやるのに、なんでリアルタイムじゃなきゃいけないのか、
ゲストを待たなきゃいけないのか、まったく意味不明です。
まあ、同じ時間にこれを見てる友達とチャットでおしゃべりできるのが…せめてもの救いかな?
何はともあれ、ジュリアン、卒業おめでとう!!
今日はスタッフのアルチーの誕生日です。
フィリピンらしく、今日はアルチー主催でごちそうを食べることになりました。
まあ、アルチーが料理をするのは普段通り、ですけどね。(笑)
スタッフとこどもたちで準備したケーキでお祝いです。
20年前はアルチーもHOJに住んでいるこどもだったんですよ。
それを考えると、なかなか感慨深いものがありますね。
「ハッピーバースデーはボクが吹く!」とピアニカを準備していたジャンジャン、
最初は緊張して演奏が中途半端になっちゃいましたが、再チャレンジしたらしっかり演奏しきりました。
ジャンジャンの演奏に耳を傾けるアルチーの表情にも注目ですよ。
7月は誕生日ラッシュで、毎週のように誰かの誕生日を祝っています。
実はこれは8月も続くので、この勢いで減った体重を元に戻したいと思います。