さて、6月になりましたので、毎月恒例のコロナの状況レポートです。
1月の感染爆発を乗り越え、4月の復活祭の波もある程度の感染で乗り切りましたが、
5月に入ってまた感染が増加しています。マニラでの感染拡大がじわじわこっちまで来ているのと、
5月は祭りの時期で、各町でその町のお祝いが結構無防備に行われたことが理由かと思います。
やっぱり祭りごとを我慢するのはつくづく苦手なようです…。
ダバオオリエンタルだけでなく、地域全体で同じ傾向にあります。
5月に入ってからの各地域での感染の増え方がグラフにすると一目瞭然です。
これは油断していると危険です。また気を引き締め直したいと思います。
とはいえ、悪いニュースばかりでもなく、光明もあります。
政府があの手この手で調達したワクチンが地方にも支給され、接種が進んでいます。
5月の半ばにはアイダさんもアストラゼネカ製のワクチン1度目の接種を終了。
HOJのスタッフでは他に、会計係のガガさんも昨日1度目のワクチン接種を受けました。
持病があることの診断書とかを持っていると早く順番が回ってくるようです。
ちなみに上の図で見るとマティ市などは配られたワクチンを99%とか使ってるのに、
サンイシドロはまだ34%しかやってなくて、どうして?という感じですが、
「なるべくフェアにやろうとするほど時間がかかり、権力者&金持ちを優先すればさっさと進む」という、
世界全体でワクチンに関して起きていることが、ここでも縮図として起きているということのようです。
まだまだ住民全体にワクチンがいきわたるには相当時間がかかりそうですが、
医療従事者が接種を終えている、というのは心強いです。
大変な激務をがんばってくれていることに感謝しつつ、
私たちはなるべく感染を広げない行動を、今後も心がけていきたいと思います。