ダバオのゴミ山崩落事故から3週間。やっと現地に来ることができました。
ゴミ山の周辺は立ち入り禁止になっていて、マニラから来た役所の人達が見回りしているので
遠巻きに撮影することしかできませんでしたが、以前とは様子がすっかり変わったのが分かります。
以前はたくさんあった作業小屋が一切なくなっています。

ゴミの中からリサイクル資源を回収する人たちがいなくなったことで、ゴミの量が増えたので、
ここにゴミを捨てに来るトラックの数に規制がかかっているとのことで、最近のダバオの町中では
「ゴミ収集が今日も来ない!」と、道にゴミがあふれ出す状態になっているそうです。
やっぱり彼らの仕事は社会に「必要」とされていたんですね…。

避難所はここから車で約20分の場所にあります。
屋根だけあるセメント製のバスケットコートに、屋根のない衝立テント?みたいなものが並んでおり、
小さい子の多い家族を優先的に、30家族がここで生活しています。

赤ちゃんには粉ミルクとおむつ、こどもたちにはお菓子や乳酸菌飲料、そして大人たちには米、水、
その他食品などを配ります。ずっと缶詰ばかりの暮らしをしていたということで、
今日は卵と干し魚を持っていたら、とっても喜ばれました。
ほぼ1日おきにアイさんが物資を届けてくれているおかげで、ニーズに合った支援ができています。

避難所の様子を動画にまとめましたのでぜひご覧ください!
「避難所」という響きからイメージする暗い雰囲気とは程遠いにぎやかさですよ。
逆境の中でもたくましく笑い、生きている人たちの姿に勇気づけられます。
特に、少しだけですが未来に向けて動き始めていることが何よりうれしいです。
物価高でHOJの運営も火の車ではあるんですが、ここまで関わり合いができたので、
できる限りの支援をこれからもしていきたいと思います。ご協力お願いいたします!
昨晩もみんなでお勉強タイム!クレッツがビンビンの音読練習に付き合い、
ジャンジャンはクリスタルのアルファベット練習に付き合いました。いやー、いい関係ですね。

「掛け算九九」が頭に入っている子は、HOJにはほとんどいません。
というか、長年フィリピンで暮らしてきましたが、大人を含めても、あまりいない印象です。
いくつか特徴的なのだけ覚えておいて(5×5=25とか6×6=36など)、
あとはそこに足し引きして計算をしている子が多いです。
掛け算まではまだこれで対応できるのですが、この切り抜け方だと、割り算がとにかくできません。
小学校高学年、中学生になってもできない子がほとんどです。

逆に言えば、掛け算さえ覚えれば、学校でも算数の時間に「得意」という自信が持てるわけです。
何かゲーム感覚でみんなで覚えていく方法を考えていきたいと思います。
前からちょくちょく写真には写りこんでいましたが、いろいろ事情がありまして、
みなさんに紹介はしていなかった子がいるんですが、そろそろ紹介しても大丈夫そう、
ということで改めて紹介します。16歳のアップルです。
ギターが好きで、よく私のギターを借りて練習してます。みなさん以後お見知りおきを!

学校が始まったので、夜の「お勉強の時間」も再開!
前半は大きい子たちが家庭教師役になって、小さい子たちの勉強を見てあげます。
ステフェンは4年生になったんですが、それなりに読み書きや単純計算はできるので大丈夫そうです。

エラは去年までは幼稚園に通っていた、とのことだったんですが、数字もアルファベットもいまいち
まだ覚えていないようなので、ここからのスタートとなります。まあ、おしゃべりな子で、
頭の回転は良さそうなので、すぐに覚えるでしょう。がんばれ!

小さい子たちを先に寝させて、後半戦は大きい子たちの宿題タイム。
6年生のビバリー、ジセル、アルジーは同じクラスになったので、宿題の内容ももちろん同じなので、
さっそく教科ごとに分担して「丸写し」が行われていますが、まあ、こうやってノートに自分の手で
書くだけでも、多少は勉強になりますからね。
あまり咎めずに得意分野で協力しあってほしいと思います。

「学校から帰って、家で勉強を教えてくれる人が誰もいない」環境で育って、
学校の授業についていけなくなって、勉強に劣等感を持っている子は多いです。
HOJの環境下で、「あれ?少し分かるかも?」と勉強の楽しさに気づいてくれればいいですね。