かねてから私が弾いている楽器に興味津々だったビバリー。
ついに「やってみたい」と言ってきたので、まずはトイピアノからスタートです。
なかなかにカンがいいのか、教えたことがすぐできるようになりました。
次にピアニカ。最初期での「別の楽器でも、配列の同じ場所は同じ音がする」という体験は
楽器のバイリンガル教育とでも言いましょうか。
たまにイージェイが適当な場所を押して変な音が鳴るのも楽しんでいました。
音を聞きつけてダーウィンもやってきました。
さっそく今覚えたばかりのフレーズをお兄ちゃんに教えるビバリー。
「妹に教わる」のはプライドに障るのか、「わかった、わかった」と言ってイマイチ分かってないようだったので、
ここは私が介入したらすぐにできるようになりました。
うん、お兄ちゃんだもんな。気持ちは分かるぞ。
そんなわけで、今日は「キラキラ星」の最初の部分を覚えたので、その合奏をお聞きください。
覚えたててでちゃんと周りとペースを合わせて「合奏」できるのって結構すごいんですよ!
2人ともなかなかのセンスです。この調子で音楽も教えていって、私の合奏仲間に育てていきたいと思います。
元気いっぱいのビバリー。塗り絵に区切りがつくと、「なわとび貸して!」と言ってきます。
あまりやったことがなかったようで、1回1回にものすごく高く跳ぶので長続きはしません。(笑)
「タイミングさえ合わせれば、ちょっと跳ぶだけでいいんだぞ」とお手本を見せたら
一瞬で息切れしました。おかしい、水中では1分間動き回れるのに…。
こういう体力はまったくないのを痛感したので、ちょっとずつトレーニングしようと思います。
ちなみにお兄ちゃんのダーウィンはHOJに来て初めての「謹慎処分」中。
なんでも、リッキーBと一緒にものすごーく早起きして、寝ている鳩をつかまえて焼いて食べたとのこと。
私個人的には「別にいいんじゃない?」と思いますが、一応フィリピンの田舎でも法律上は禁止なので
教育上は叱らなきゃいけないんです。
「魚を獲ったら褒められたのに、鳩を獲ったら叱られた」というのは納得いかないかもしれませんが、
フィリピンで暮らしていくのには「理不尽なルールに従うことに慣れること」も大事ですからね。
「どうしても納得できなかったら、政治家になってルールを変えるんだ!」って方向で教育していこうと思います。
ドンマイ、ダーウィン!
勉強プリントを終わらせて「昨日の続きを塗る!」とビバリーがやってきました。
塗り始めたところをさっそく邪魔しに来る子猫。
猫というものはどうして描いてる途中の絵の上に乗りたがるものなのでしょう。(笑)
「絵も完成させたいけど猫も可愛がりたい」ビバリーと「遊んでほしい」子猫。
どうやら猫がビバリーの膝の上に座って見守る、ということで合意ができた模様。
ああ、素敵すぎる午前中だ…。
そして完成!背景の海の中の色もちゃんと塗るのは今までの子たちにはなかった傾向です。
ちなみに結局完成まで子猫はビバリーの膝を動きませんでした。かわいい…。
お昼近くにイージェイも保育園から戻ってきて一緒にマグネットパネル遊び。
ビバリーのイージェイとの遊び方がとても手慣れた感じなので
「あれ?弟か妹、いるんだっけ?」と聞いたら
「いないよ!でも、おばさんの家の子の面倒はいつも私がみてたの!」との返事。
…そうか。それは偉かったね…。
これからは「面倒をみる」んじゃなくて、「一緒に遊んで」くれればいいからね、ビバリー。
午前中の時間を、たっぷり楽しませてあげようと思います。