6歳からHOJで過ごし、18歳の卒業後もHOJを手伝いながら大学に通い、
去年見事教育学部を卒業したジュリアンが、教員資格試験に合格しました!おめでとう!

こちらが6歳の頃のジュリアン。
この頃から穏やかな性格で、個性派ぞろいの年下の子たちのまとめ役でした。

こちらは12歳のジュリアン。
この頃にはすでに、個性派ぞろいどころでは済まないヤンチャ坊主たちを相手にするベテランです。

せっかくの大学生活もコロナ禍の時期に重なり、対面授業が2年に渡ってなかったんですが、
その間もオンラインで自分の課題をこなしつつ、こどもたちの宿題プリントのお手伝いをしてくれて
まさに「家庭教師」でした。

日本の教員採用試験とは違ってこれは「資格試験」なので、
まだこのあとに「就職活動」が控えていますが、真面目なジュリアンならきっと大丈夫。
教壇に立つ日が待ち遠しいですね!
こどもたちのお勉強、まずは簡単な計算を特訓中です。
4+3とか6+3くらいの数字でも、指の数を数える子がほとんどなのが現状です。
ちなみに4+8のように10を超える数の場合は、足の指を数えます。

数が大きくなると、ノートに棒を描いて数えます。
22+33みたいな、数字というものの論理が分かっていれば一瞬で解けそうな問題でも
こうやって棒を描いて数を数えるので、ものすごく時間がかかります。

国際的な学力調査(PISA)でもフィリピンの数学教育のレベルは世界的にもかなり下の方です。
他の科目のレベルが高ければそれも仕方ないか、という気にもなりますが、
残念なことに理科も読解力のレベルもかなり下なので、あまり言い訳できません。

かといって、フィリピンが教育に力を入れていないわけではなく、
世界の「国家予算の何割を教育に充てているか」のランキングではかなり上位に位置します。
つまり、「せっかくの教育予算が無駄になってしまっている」わけです。

なぜそうなってしまっているかには、いろいろな原因が考えられますが、
「教育制度がしょっちゅう変わる」のが大きな問題だと私は思っています。
大統領や大臣の発言力がものすごく強い国なので、
まったく教育に詳しいわけではない大統領や大臣の思いつきで
国全体の教育制度が3年ごと、6年ごとくらいに大転換してしまうんです。
せっかくの優秀な先生たちがやる気をそがれていくのも無理のないことです。

ちょっと話が大きくなりすぎましたが、私にできるのはHOJのこどもたちに寄りそうことなので、
まずは、1桁同士の計算くらいは暗算でできるように特訓していきたいと思います。
うーん、やっぱり飴とかチョコレートのご褒美で釣るのが一番早いかな…。(笑)
今日は天気が悪い上に朝から停電。当然暇を持て余したこどもたちが群がってきます。
昨日海に行かなかったこともあって体力が有り余っていて、カードゲームでは物足りないようで、
久々にツイスターゲームを出したら大受けでした。楽しい…。

動物や虫が大好きなエラは、ドールハウスでも「どうぶつの庭」を作ってます。
箱の中から一生懸命「動物系のおもちゃ」をかき集めたんでしょうね。
サイズもデザインもバラバラなのがたまりません。

雨が止んだところで、雨漏り部分を男の子たちが修復しはじめました。
ヤシ葺きの屋根は、こうやってときどき雨漏りするところを修復しながら使って、
5年くらい経ったら全交換する、みたいな感じなんですよ。
面倒ですが、トタン屋根より断然涼しいので、エアコンなし生活ならこれ一択です。

日曜は市場に畑をやってる人たちが直接作物を売りに来る日なので、いい野菜がないか見に行ったら、
巨大なジャガイモが売ってました!よーし、今日の夕飯はカレーにしよう!

部屋から子猫の声が聞こえてきます。どうやら近所の雌猫がうちで子猫を産んだようです。
あまり最初から干渉すると警戒して連れて出て行ってしまうので、
覗きに行きたい気持ちをグッとこらえて、姿を見せてくれる日を心待ちにしたいと思います。