こんばんは、アヤカです。
今日はアイダさん、烏山さんが来てくださったので
HOJに残っている子ども達と一緒にウラワビーチにいってきました。
ビーチに着くと、美味しいビサヤマンゴーが待っていました♪
ビサヤマンゴーはウラワビーチに植わっている種類で、
小ぶりで繊維質なのですが、とっても味が濃くておいしいんです!
最近収穫時期なのかどんどん獲れたてのマンゴーがHOJに届きます♪
ビサヤマンゴーを美味しそうに頬張るカカイでしたが、
撮影しているとどんどんポージングがヒートアップして
どこかの悪役のような強そうな写真になりました(笑)
愛嬌たっぷりで目立ちたがり屋のカカイは小さなころのマリアフェにそっくりだと烏山さんが言っていました^^
HOJに帰ると、リッキーが「マンゴーを取るよ!」と言ってきました。
つい先週収穫したばかりなのですが、本当に今は実り盛りで
HOJでもごろごろと大粒のマンゴーが収穫できました!
シャロームハウスに滞在中のアシピーさんも手伝ってくれました♪
そうこうしていると、収穫したマンゴーの周りにかわいいお客さんがやってきました!
2月末にHOJで飼っているチッチが出産した5匹の子犬達です!
(スヌーピーという白黒柄の犬はシャイなので欠席です)
生後約1ヶ月ですが、それぞれに名前もついて、すくすく育っています。
朝は烏山さんが用意したミルクを飲んで、
昼夜は子ども達が残飯を食べやすいように小さくアレンジして食べさせています。
ハウスオブジョイの新しいアイドルたち、
このまま元気に育ってほしいです♪
さあ、行ってきました東部ダバオオリエンタル!
バガンガまでは車で3時間、カティイルはそこからさらに1時間です。
バガンガにはロウィーたちの実家があります。
家に行くと、アビゲルたちがすっかり準備を整えて待っていました!
みんな元気で、しかもすごく大きくなっています!
アビゲルは髪が伸びて女の子らしくなっています。
アンジェロは急に背が伸びて、お腹の出た幼児体形じゃなく、少年らしい体つきになりました。
シエラはなんだかものすごくお姉さんな雰囲気が出てきました。
そしてアイアンはイケメンっぷりにさらに磨きがかかっています。
日本から来たみなさんからいただいたおもちゃなどで、全員に配るには足りないようなものは、
こういうときにHOJの卒業生や、HOJの子の兄弟たちにあげるようにしています。
アビゲルが昔もらったヒヨコのぬいぐるみを今でも大事にしているのを見て、なんだかグッときました。
大きくなりましたが、甘えてくる表情は変わりませんね。
みなさんも、ガソリン代往復5000円を負担してくれれば、滞在中に会いに行けますよ!(笑)
そしてお次はジャンジャンたちの実家のあるカティイルへ。
3年前に台風でひどい被害をうけたカティイルですが、すっかり復興して活気を取り戻しています。
ジャンジャンたちの実家に行くと、1年ぶりに帰って来た息子たちの元気な姿に、お母さんが泣き出しました。
ジャンジャンたちは兄弟たちに久々に会って大喜びです!
ただ、この家の経済状況というか、生活状況はちょっと大変な感じです。
ここは台風の被災者のために作られた集合住宅地で、同じ間取りの家が何軒も並んでいるんですが、
同じ時期に建てられたはずなのに、この家だけが明らかにボロボロで、家具もなく家の中はがらんどうです。
住んでいる人たちはみんな同じように水田で働いていて、
収入はたいして変わらないはずなんですが…ギャンブルか何かで散財しているんでしょうか。
私たちが到着したときは、こどもたちは家の中で全員裸でいました。
夏休みの「里帰り」をできれば長くさせてやりたいと思っていましたが、この状況では、1ヶ月が限度でしょう。
それ以上長くすると、せっかくのHOJで身についた衛生感覚やルールを守る道徳観なども薄れてしまいかねません。
せめて、ジャンジャンたちが母親や、兄弟たち、そして近所の人たちと楽しい日々を過ごせるようにと祈るばかりです。
みなさんも一緒にお祈りくださいね!
さあ、いよいよ里帰りの季節です。
まずはダバオから来ている子たちと、比較的近所の子たちを里帰りに連れて行きました。
アルジェ、エミリー、バドンの3人は、お姉ちゃんたちが住んでいる実家へ。
ただ、お母さんには最近新しく男ができてその家に入り浸っており、あまり実家に帰ってこないとの不穏な噂。
この4月でHOJを晴れて卒業!という予定通りにはいかなくなりました。
4月中に、当事者であるお母さん、この地域の地区長さん、地区担当のソーシャルワーカー、
そしてうちのソーシャルワーカーで会議をして、今後のことを決めることになりますが、
おそらく5月には、いったん3人そろってHOJに戻ってくることになりそうです。
この子たちがHOJに戻ってくる!というのは、嬉しいようで、哀しいようで、とても複雑な気持ちです。
せめて、この夏休みにお母さんが、この子たちにたっぷり愛情を注いでくれることを祈りたいと思います。
さて、お次はHOJから車で15分ほどのヤシ畑の中にポツンと住んでいる、ジェレミーたちのお母さんの家に行きました。
飼っている豚も犬もちょうど最近こどもを産んだようで、子犬と子豚とヒヨコがそこいらじゅうを走り回っているという、
なんとも牧歌的な環境です。昔はあまり実家が好きではなかったジェレミーも大喜びです!
ジルマーも元気です!
ちょっと反抗期で、学校に行くのが嫌だと言い出して学年度の途中から実家に帰ってしまったジルマー。
その後、何度家を訪問しても、決して家から出てこない頑固さを見せていたんですが、
ようやく落ち着いたんでしょうか、今回は笑顔で出迎えてくれました。まあ、少年にはそんな時期もあります。
「ほら、ジルマーのぶん、おもちゃとっといてやったんだぞ!」と、日本の方からいただいたおもちゃを渡すと、
とても照れくさそうに「ありがとう」と言ってきました。
まあ、本人次第ですが、6月からはまたHOJに戻って来てくれればいいなあ、と思います。
ジュリアン、いつの間にかお母さんよりも背が高くなっています。
まだ歩くのには歩行器が必要ですが、ここまで回復したら、なんでも周りの人がやってくれるHOJにいるより、
この大自然に囲まれた中で過ごしたほうが、療養にもちょうどいいそうです。
27日の誕生日までには歩行器なしで歩けるようになるように、みなさんお祈りくださいね!
さあ、明日は車で片道4時間くらいかけて、ジャンジャンたちと、ロウィーたちを実家に送ってきます。
アビゲルにも久々に会えますのでみなさんお楽しみに!