今日はジュニアハイスクールの修了式!
フィリピンのハイスクールは10年くらい前に4年制から6年制に変わったんですが、
その名残で、いまだに4年までがジュニアハイスクール、終わりの2年がシニアハイスクールと分かれており、
4年制が終わったところでいったん卒業式みたいなことをやるんですよ。
コロナでずっとこういう式典は開催できなかったので、3年ぶりの式典に学校もものすごく気合が入っています。
HOJからはジェレミー、マイカ、ジェイエムの3人がジュニアハイスクールを修了しました。おめでとう!
ティーンエイジャーの、ある意味一番刺激を欲している時期を、コロナ禍で2年間も学校に通えなかったこの子たちが、
勉強することをあきらめないどころか、コロナ前よりも断然成績が良くなって修了できる、というのは本当にすごいことです。
マイカはここでも成績優秀者として表彰され、メダルをもらいました。
プレッシャーに負けずによく頑張りました。こういう「優等生な友達」がいるのも心強いですね!
この町では、ハイスクールまで通うことは、当たり前のことではありません。
この町には小学校が10個くらいあるのに、ハイスクールが1つしかないことからも、それは明らかです。
これからの2年間はコースに分かれていて、ジェレミーとジェイエムは「技術・エンジニアリングコース」に、
マイカは「進学特別コース」に進みます。それぞれ、夢に向かって頑張ってほしいですね。
フィデルさんがこの町に戻ってきました!
ダバオにいた方が頻繁に資格を持った理学療法士さんにリハビリをしてもらえる、という面もあるんですが、
それよりも「友達や親族に囲まれた暮らし」を求める気持ちは痛いほどよく分かります。
家にこどもたちと一緒に会いに行ったら、ものすごく喜んでました!フィデルさん、おかえり!
病院に担ぎ込まれた当初は、右半身は動かないだけでなく感覚もない状態でしたが、
今は動かせないまでも、感覚は戻ってきているとのこと。
これはかなり良い兆候だそうで、このぶんなら半年くらいでまた動くようになると思う、とお医者さんも言ってくれています。
リハビリを頑張り続けるためにも、本人のモティベーション維持は必須ですから、
こうやったたまにHOJの子と会うことが、心の支えになるといいな、と思います。
多くの方のご支援のおかげで、病院でかかったお金は賄えましたし、これからのリハビリもより良い人を選べそうです。
ご支援してくれた皆さん、本当にありがとうございます。
これからもちょくちょく会いに行ったり、来てもらったりして様子を見守っていこうと思います。
三度の延期を経て、ついに隣町の海「ダヒカンビーチ」へ!
何度も延期になってこどもたちもやや諦めムードだったんですが、こういう時こそ
「こどもとの約束を守る大人」の姿をちゃんと見せるべきなのです。
天気はイマイチでしたが、みんな大喜びで、スキムボードを練習したり、
泳ぎまくってウミガメを探したり、ひたすらポーズをとって写真撮影したりして楽しんでました。
マイカさん、そんなに似たような写真いっぱい撮って何に使うんだ?(笑)
生意気盛りで写真に写りたがらないティーンエイジャーなリッキーBもここに来ると素直そのもの。(笑)
「コヤシン!やべえ!でけえ魚がいっぱいいる!あー!モリ持ってくりゃよかった!」
リッキーBよ、「漁業権」というのがあってな。勝手によそさまの海で魚獲っちゃいかんのだぞ。覚えときなさい。
天気が悪いのであんまり場所の魅力は伝わらないかもしれませんが、
こどもたちは超楽しそうなので動画もご覧ください!
今日は水中で「ウリクラゲの大量発生」という謎現象にも遭遇したのでそれもぜひチェックですよ。
HOJに来ている子たちは、「約束を守ってくれる大人」にあまり出会うことなくうちに辿りつきました。
だからこそ、私はこどもとの約束は最優先で守ろうと思っています。
来週はこどもたちをダバオ遠足に連れていく約束をしています。この約束も最高の形でかなえられますように!