今日は日本では「こどもの日」ですね。
昔の写真を漁ったら、2000年の5月5日に烏山さんが撮った写真が見つかりました。
なんと、フルセットの鯉のぼりをハウスオブジョイに立てていたんですねー!
確かどなたか支援者さんが日本から持ってきてくれたものだったと聞きましたが、
「持って行ったの私ですよ!」っていう方、もしいましたら名乗り出ていただければ幸いです。(笑)
さて、とはいえフィリピンでは今日は休日ではないのでこどもたちは普通に学校です。
お昼休みに学校からこどもたちが戻ってきているちょうどいいタイミングで、
日本に出稼ぎに行っていたチョコ兄さんが戻ってきました。おかえりー!
読みたい文庫本とか、干しシイタケとか、煎り大豆とか、スペアのクレヨンといった
マニアックに欲しいものをいろいろ買ってきてもらったんですが、
今回買ってきてもらったもののメインはこちら。写真一番上の、ニコンの防水カメラです。
これまで長らく使ってきたオリンパスのカメラが両方壊れたので、
ついに別のメーカーを試してみることにしたわけです。
さっそく試しにいろいろ撮影してみました。ほほう、これはイイぞ!
これまで使ってたオリンパスと比べると…
・電源ボタン押してからの起動が早い(助かる!)
・オートフォーカス、色調補正が各段に早い(これもありがたい)
・かなり目視に近い色がオートで出る(これは超イイ!)
・勝手にフラッシュがたかれることが多い(設定で変えられそう)
・PCにデータを取り込む時、毎回SDカードを抜き差ししなきゃいけないのが面倒
・充電する時、毎回バッテリーを取り出して専用充電器でやらなきゃいけないのが面倒
…といった使用感です。明日ウラワビーチで動画、水中撮影の性能をチェックしてみます。楽しみー!
サッカーブームとレゴ禁止令によって、なんとなく足が遠のいていた絵も、
4月に私がやたら絵を描きまくっていたことが功を奏してか、またブームが戻ってきました。
やはり「大人が楽しそうにやってる姿を見せる」のこそが一番の教育ですね。
ジャンジャンは前から顔を描くのは上手でしたが、
今回の作品では手や服のヒダなども丁寧に描き込みました。うん、力作だ!
そして、レゴ製作にはジェレミーが戻ってきました。
「今度こそロボットを作る!でもそのためにはまず、ロボット作りのアシスタントロボットが必要だ!」
と、謎の理論を掲げて、映画「アイアンマン」に出て来るアシスタントのロボットみたいなやつを作ってました。
回転運動だけでなく、クランク機構がついに出てきましたよ。ここからが産業革命だッ!
実は、ずっと愛想のよかったジェレミーも、今年に入ってからちょっと反抗期っぽかったんですが、
入院した時にじっくり一緒に話したことで、なんだかまた距離が縮まった感じです。
ティーンエイジャー男子たちにはもちろんそういう時期があって当然なわけですから、
一緒に泥沼に入ってナマズを獲ったり、サッカーの応援にかけつけてゴールシーンを撮影したり、
一緒に絵を描いたり天体望遠鏡を覗き込んだりしながら、寄り添っていきたいと思います。
去年、18歳になってHOJを卒業したランランからメールが来まして、「I need help」と書いてあったので、
生活が苦しいのか?大丈夫か?とメッセージを開いてみたら、
「高校の宿題で、絵を描くやつがあるんだけど、アイディアが浮かばないの。手伝って!」とのこと。(笑)
そういうことなら喜んで!
で、宿題の内容を聞いてみると、これが難しいんですよ。ヘレン・ケラーの名言で
「世界一美しいものは、目には見えないし、触ることはできないけど、心で感じることはできる」
というのがあるんですが、これをテーマに絵を描きなさい、ってことなんですね。これを「絵」にするのか!難しすぎるッ!!
で、ランランとチャットしながらブレインストーミングです。
・目に見えない・触れないけど美しいもの、で思いつくものは?→毒クラゲ(笑)。音楽。あとは「愛」とか?
・他にも目が見えないで大成した人っているの?→いるよ。ダンサーとか、ミュージシャンとか。
ある程度アイディアが出てきたところで「絶対にそのまんまコピーして作品にしない」という約束のもとに、
アイディアのラフスケッチを私が描いて送りました。
1つ目が「ウクライナの地下シェルターでバイオリンを弾く女性(実話)」。
2つ目が「キューバの伝説的バレリーナ、アリシア・アロンソ(19歳からほぼ盲目だった)」。
そして3つ目が「クラゲ。(目に見えないし、毒があるから触れないけど、美しい)」。
ランランは熟考した挙句に「うん、バレエの人に興味ある!調べて自分で描いてみる!ありがとう!」と言って、
こんな作品を仕上げてきました。おお、すばらしいじゃないか!
卒業後もいろんなかたちで頼ってくるこどもたちはいますが、この頼られ方は、これまでで一番うれしかったです。
みなさん、得意分野で頼られるのって、嬉しいものですから、断られるかもなあ、とか、迷惑かなあ、とか思わないで
ぜひ特技がある人にはどんどん頼りましょう!
…あ、ところで誰か、レシートの管理とか得意な人、いません?(笑)