教育省からのお達しで、今日と明日は公立学校が休校となりました。
理由は「暑くて大変だから」とのことなんですが、そんな理由って…。
マニラのほうは雨季と乾季がはっきり分かれていて、
1年を通して暑い時期とそうでもない時期の差もしっかりあるらしいんですが、
うちの地域は1年中、ほぼ気候は変わりません。
ここ最近も特にいつもに比べて暑いというわけでもないので、
暑さを理由に学校が休み、というのは全然現場の状況に合っていません。
都市部に住んでいる政治家と官僚が決めたことが、全国に一斉適用されてしまうことの大きな弊害です。
こういう「急に休日にして人気取り&仕事してますアピール」、本当にやめてほしいです。
でもまあ、そんなことを思ってるのは私くらいで、こどもたちは「イエーイ、休みだー!」って感じです。
とはいえ遊ばせてばかりいるのもよくないので、
「今日は畑仕事とゴミ捨てだ!それがちゃんと終わったら明日は川に遊びに連れってやる」と約束したら
効果てきめんに働くこどもたち。(笑)うん、分かりやすくていいぞ。
半日いっぱいかかると思っていた作業も午前中の9時半くらいには終わったので、
そこからは遊びタイム。ですが午前中は「頭を使う遊び限定」にしてみました。
「永遠に遊べるパズル」にダーウィンが挑戦!
「こんなの簡単じゃーん!」と言いながら始めて、途中から「あれ?あれ?これ本当に完成するの?」と
簡単そうに見えて奥の深いパズルに夢中になってました。
イージェイは保育園からもらってきた「かきかた」のワークブック。
4歳にはまだ文字は教えなくていいんじゃないかな、と私的には思うんですが、
やれば大人たちに褒められるので、本人がやりたがるんですよね。
まあ、それならいいか。あんまり圧をかけない感じでやらせようと思います。
さて、明日は約束通り、こどもたちを川に連れて行く予定です。晴れますように!
日曜日!チムレイがダーウィンを連れて遊びに来ました。
「あそこに行けばいろんなオモチャがあるんだぜ!」みたいな感じで誘ったんでしょう。
さっそくレゴに熱中しはじめるダーウィン。いいぞいいぞ。
でもダーウィンがレゴよりもさらに興味を持ったのは私の「骨細工」です。
「なにコレ?すげえ!」と大興奮してるので「やってみるか?」と聞くと大喜び。
私がストックしている骨パーツを見せてやると夢中でいろいろ組み立て始めました。
そんなダーウィンの骨細工、第一作がこちら!「ドラゴン」です!
右側が頭で、羽根、棘、足、尻尾と続きます。
ちゃんと左右対称になるようにパーツを探して、丁寧に並べてますね。これは将来有望です。
ちなみにその隣ではジャンジャンも人形の「魔改造」に熱中しています。
先日チムレイがビームサーベルとバズーカで武装させたうさぎさんが、
骨の耳飾りと角兜をつけて、より禍々しい感じになりました。(笑)
この兜のパーツ、ブダイの骨でして、天然でこの色なんですよ。持ってる剣と半透明なところまでソックリでしょう?
なかなか乾かしてもこの色のままにはならないので、超貴重なパーツなんです。
さらに、私が作った「死神王子」のほうは、より軽装備になって骨恐竜に立ち向かってました。
まるで映画のワンシーンのような臨場感ッ!(笑)
いやー、骨細工、本当に楽しいですよ。もっと世の中的に流行るべきです。
教育に関わってるみなさん、やってみませんかー?
新入りのビバリーとダーウィンも連れてみんなでウラワビーチへ!
だんだん笑顔になっていく姿が見られるといいな、と思ってたら、
海でボール遊びしたらさっそくビバリーが満面の笑顔!
いやー、海を創った神と、ボールを作った人類に感謝ですね!
お兄ちゃんのダーウィンは歳の近いチムレイとすっかり仲良しです。
最近はジャンデルが中学生になって「お兄ちゃんチーム」とつるむことが増えて
ちょっと寂しい思いをしていたチムレイも大喜び!いやー、嬉しいですね。
「ヤドカリがボクの背中から先に逃げたら勝ちね!」と言って、砂に寝そべるチムレイ。
これが2人に大受けで、今日一番の笑顔が見れました。
チムレイ、グッジョブ!あとでこっそりハチミツを塗ったビスケットをやるからな!(笑)
なにげに2人とも海には慣れていて、浮き輪もゴーグルもなしに、泳ぐわ潜るわ、なかなかの逸材です。
しかもダーウィン、落ちていた釣り針を見つけるや、ヤドカリをエサにして釣りを開始。
いやー、そんなんじゃ釣れないだろ、と見ていたら、なんと短時間で小魚を5匹も釣ってきました。
これは、リッキーBの正当後継者なのかッ!?
他の子たちもギター弾いて歌ったり、「サッカーバスケ」に興じたりと、楽しく過ごしてます。
動画を作ったので、ぜひみんなの笑顔をご覧ください!
やっぱりこの「週末にみんなでビーチに行く」という習慣は最高です。
新しく入って来る子たちが笑顔になるきっかけが満載です。
これからも「こどもが笑顔になる瞬間」に立ち会う仕事を続けていきたいと思います。