今週もいろいろやらかして謹慎中のマイケル。
1日でも早く謹慎を終わらせようと、毎日ヒマさえあれば「手伝うことない?」と言ってきます。
よし、じゃあ部屋の掃除を手伝え、ということで天井の送風機の掃除です。
テーブルの上に椅子を載せてその上に登っての作業なんですが、
身軽なマイケルにはお手の物。さあ、しっかり頼むぞ!
続いて浴室とトイレと掃除を頼んだら「コヤシン、このブラシ、ぜんぜん泡立たないよ?」と言ってきました。
マイケル、それは私の頭皮をマッサージするやつだ。まさか便器には使ってないだろうな?(笑)
その横ではジュリアンが本棚の整理中。こちらは謹慎ではなく、PCで調べものをする対価です。
この作業は雑な子にやらせると私なりに規則性を持って並べてある本がバラバラにされるので、
丁寧な子限定なのです。まあ、背表紙の日本語読めないので無理もないんですけどね。
外ではジェプリル、ジェイエム、アルバートの3人が草刈り奮闘中。
普段はこの作業はフィデルさんがやるんですが、ちょっと体調不良で休暇中でして。
草と一緒に飛んでくる小石を防ぐ作業服を着回しして、なんとか1日がかりで草刈りを終えました。
これを普段、ひとりでやってるフィデルさんは本当にすごいです。大感謝!
ちなみに今日も作業シーンばかりだったのは、学校からやっと配られたと思った教材がプリント2枚とかだったからです。
え、これで1週間分なの?最初の頃の勢いはどこに?
あからさまに自宅学習スタイルは学校側の方もダレてきているので、
2021年度は頼むから対面授業を再開してほしいです。早くとどけワクチン!
学校に教材を取りに行ったら「まだ準備できてない」と言われたので、
今日は敷地内の菜園づくりに精を出しました。
最近は雨と晴れのコントラストの激しい日が多いので、
土が柔らかく、芽も出やすくて、菜園を始めるいいチャンスなんですよ。
土を耕していて出てきた石はまたウラワビーチの道の埋め立てに使うので
一か所に集めておきます。ミミズや大きなクロアリが出てくるたびに
「これで魚釣りしようぜ!」「でっかいアリつかまえた!戦わせようぜ!」と
作業が脱線しますが、まあそれもご愛敬です。
畑仕事が一段落したところで、ロスジェーンとジャンディーが
なにやらハサミで葉っぱを切っていろんなかたちを作っています。
「何か作るの?」と聞いたら「ううん、ただ、作ってるの、かわいいでしょ?」とのこと。
うん、確かに私も何に使うのか分からん竹の小物、いっぱい作ってるから気持ちは分かるぞ!
ジャンデルは動物図鑑を見ながら「カンガルーって本当にいるの?」と聞いてきました。
前にジェレミーが「サイって本当にいるの?」って言ってましたが、
なるほど、今のこどもたちは物心ついたときからCGでゴジラやドラゴンを見ているので、
「映像で見たことがある」ことがそのまま「実在する」ことの確信にはつながらないんですね。
考えてみると、これはなかなかに面白い感覚です。
今度こどもたちに「〇〇は実在するでしょうか」クイズをいろいろやってみようと思います。
学期休みを終えて今日から自宅学習再開!…のはずが、
学校の配布教材準備ができていないとのことで、今日は男の子たちとゴミ捨てに行くことにしました。
去年の9月に行った時には処理場はゴミであふれていて、「これ、大丈夫なの?」という感じでしたが、
あの時は市の重機が壊れていたんだそうで、ちゃんとした管理状態の現在は
かなりゴミ処理場もキレイになっていて安心しましたよ。
とはいえ、ゴミの山にジープで乗り込んで、そこにゴミを捨てる作業は結構大変です。
ジープも身体もとっても汚れるので、帰りは川に寄って豪快に洗車!
いやー、石運びといい、ゴミ捨てといい、ジープさん大活躍ですよ。ありがたや。
そしてゴミ捨て作業に男の子たちがやたら積極的なのはこれが理由!
川に飛び込んで汚れを一気に洗い流します。ヒャッハー!!
この「ゴミ処理を手伝って汚れた身体を洗い流すために川に入っているのだ」という
非の打ちどころのない大義名分があることが、こどもたちのはじけっぷりにあらわれています。
勉強や仕事をサボって遊ぶ背徳感にもそこそこの楽しみというのはあるんですが、
この、正々堂々とした楽しさを知ってしまえば、そんなのは大した誘惑にもなりません。
「正攻法の楽しさ」をこれからも追及していきたいと思います!