日本は連休中だと思いますが、こちらは平常通りです。
こどもたちの宿題のネット依存率は高まる一方で、最近は
「以下の動画をYoutubeで見て要約し、感想を書きなさい」みたいなのが増えてきました。
英語やタガログ語の科目にこういうのが多く、私がこどもの時代に「読書感想文」だったものが、
今の時代では「動画感想文」なわけです。なるほど、時代の流れですね。
作文を書く感覚で動画を撮影する方も教育の両輪として行えば、これは新たな能力を持った世代が育つ気がします。
近所のおじさんが「廃車にするジープがあるんだけど、欲しいパーツあるかい?」と言ってきたので、
我らが運転手、ドドンさんが「お!ここ使えるぞ!ここも一応取っておこう」と張り切ってます。
私から見るとただの錆びた鉄のカタマリですけど、ドドンさんには宝の山なのでしょう。
私が竹の棒を大量に部屋に備蓄してるのも、はたから見るとこんな感じなんだろうなあ。(笑)
ちなみに今日はこどもたちと一緒に「壊れたオモチャの修復」をやりました。
頭や腕がとれてしまった人形を、ドリルで穴をあけて針金を通してつないで修理します。
もともと動かないフィギュアもこれをうまくやると可動式になるんですよ。(笑)
ちなみに昨日の猫はまだうちに迷い込んできた状態だったようで、
母猫がやってきて連れ帰っちゃいました。残念!
もう少し大きくなって親離れ、子離れの時期になったらまた来いよー!
朝起きるとなにやらニャーニャーといつも以上に騒がしいので、
また近所の猫が発情期かな?と思ったら、私の楽器置き場の一角に何かいる!
この色、間違いなくHOJの飼い猫、パンコの息子です!
近所の猫が産んだんですが、そろそろ乳離れして、父親のニオイをたどってここまで来たのでしょうか。
あんまり人に慣れていなくてこどもたちがワラワラと寄ってくると隠れてしまうんですが、
ジェレミーが「近づかずに一緒に遊ぶ」ためにさっそくオモチャを作りました。
こうやって遊ぶ姿はまるでいつもの操り人形です。(笑)
寝床用にとダンボールも用意したんですが、こっちのドールハウスのほうがお気に召したようで。
猫ってなんで値段の高いものばかりオモチャや寝床にしたがるんでしょうねえ?(笑)
このままウチが気に入るなら飼うつもりです。まだ名前は考案中ですが、以後お見知りおきを!
さて、気づけば5月になっているので、毎月恒例のコロナ感染状況レポートです。
まずはHOJのあるダバオオリエンタル地域のグラフをご覧ください。
4月にまた復活祭で人が集まる機会が多かったからかひと山ありましたが、
その後は感染が広がることもなく、感染者数は抑えられています。
ダバオ市とその周辺に視野を広げてみると、こんな感じです。
2月のデータと並べてみると、全体に落ち着いてきているのが分かると思います。
ただし、フィリピン全体を見ると、まだ楽観は禁物です。
マニラを中心に4月のはじめに感染が一気に広がったんですが、それがまだ収束したとは言えない状態です。
ダバオ地方はマニラからの渡航をかなり厳しく制限しており、
この波がミンダナオ島にも広がらないようにとがんばってますが、いかんせん「金とコネでなんとかなる」文化があるので、
やはり不安はぬぐい切れません。なるべく移動を避けて耐えしのぐしかないですね。
ダバオオリエンタルには中国製のシノバックというワクチンが届きまして、
これを医療従事者、行政の要職の人たち、エッセンシャルワーカー、高齢者と順番に打っていきます。
すでに医療従事者、行政の要職の人たちはは軒並み接種が終わり、今は警察官や配送業者が打っており、
その先にはなんと児童養護施設もリストアップされているそうで、
わりと早く私たちスタッフには順番が回ってくるかもしれないです。
シノバックは米製や欧製のものに比べて効果が低いとの指摘もありますが、
重症化リスクを7割抑える、というだけでもかなり心強いです。
この調子で行動を抑制して感染拡大を抑えつつ、ワクチンの普及を待ちたいと思います。