• 04
    01
    今月のコロナ感染状況レポートです

    4月になりましたので、月ごとに集計しているこちらのコロナ状況をレポートします。
    まず、HOJのある地域、ダバオオリエンタルですが、1月の感染拡大を乗り越え
    感染者数は去年の9月から12月の「安定期」並みに戻りました。
    特に厳しい規制などが敷かれているわけでもみんなが気を付けているわけでもないのに減っているのは
    やはり人口密集地から遠いことと、気候要因ですかね。まあ、とりあえずは一安心です。

    周辺地域の様子も見てみますと、これまたこの1ヶ月でかなり感染が抑えられたようです
    ダバオは結構厳しく規制をしたのが功を奏した感じで、
    その他の地域はまあ、ダバオオリエンタルと同じようなものでしょう。
    この調子ならなんとかなるか?という感じです。

    ただ、心配なのはマニラの現状です。
    フィリピン全土で見ると、感染者数は3月中旬以降、等比級数的に増えており、
    マニラでは1日の感染者数が1万人に達しています。
    「フィリピン変異株」という感染力が強い変異種も見つかったそうで、
    マニラは去年の一番規制が厳しかった頃と同様の規制が敷かれましたが、
    どうも報道やSNSを見る限り去年ほどみんな真面目にルールに従う気はないようで
    今日から始まる復活祭にも、家族や親族が集まって過ごす、というライフスタイルはなかなかやめられなそうです。
    うーん、心配ですね…。

    希望の星であるワクチンですが、WHOが世界各国に向けて確保したという、アストラゼネカ社製のものが
    ダバオやダバオオリエンタルにも回ってきました。まずは医療従事者、
    次に警官や配送業者などのエッセンシャルワーカーと接種を進めていくそうですが、
    当のアストラゼネカ社製ワクチンは血栓が出るおそれがあるのでヨーロッパでは使用が大幅に制限されたそうで、
    さて、フィリピンはどうするのかな?という状況です。

    「コロナはただの風邪」という人もいますが、私の知り合いの中でも、私より若く、特に病気がちでもなかった人が
    すでに2人亡くなっています。2人とも日本で罹り、日本の医療体制の中で亡くなりました。みなさんもどうかご自愛ください。
    みなさんとまた笑顔で会える日が来るのを楽しみにしております。


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    03
    31
    餅はやっぱり餅屋ですね

    先日壊れた井戸を、スタッフとこどもたちでなんとか直しましたが、
    「めちゃくちゃがんばってポンピングしないと水が出ない」状態になってしまったので
    今度はプロの「井戸屋」さんを呼ぶことにしました。
    数年前にこの井戸を作ってくれた業者さんです。

    私たちの何倍もの速さでスルスルと何十メートルというパイプを地中から抜き出し、
    一番奥底のパーツが破損していることを発見。
    そもそもこのパーツ、彼らが設置したものではなく、その後、近所の「なんでも修理屋さん」的な人に
    頼んで修理してもらったときに彼が入れ替えたものらしくて、
    「なんだこりゃ?この部分、ノコギリで切って溶接してつないで自作してるのか?これでよく数年間使えたな!」と
    井戸職人さんも驚いてました。そうだったのか…。

    純正パーツに入れ替えてもらって、井戸を設置しなおしたら、すっかり井戸は初期状態に!
    一回のポンピングでたっぷり水が出るようになりました。やっぱり餅は餅屋ですねえ。

    こういう村で「井戸職人」として暮らす人生って悪くないですね。
    私は10回くらい生まれ変われるなら「漁村の船大工」になりたいなと思ってたんですが、
    水道が微妙に普及してない地域の井戸職人」も候補に入れたいと思います。
    職人さんの作業を最初から最後までずっと見ていたジャンジャンとジェレミーにも、思うところはあったでしょうかね?


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    03
    30
    ヤシの実剥がし作業「ルギット」

    お泊り会、波の音と、隣村のイスラム教の礼拝の歌と、見事な朝焼けで2日目を迎えました。
    いつものごとく、すぐに私は海に飛び込んだんですが、
    チクチクと刺すクラゲが多く、泳ぐのはすぐに断念、こどもたちも泳ぎませんでした。
    むう、キミたち、私を実験台にしたな?(笑)

    代わりにこどもたちがやりはじめたのがこちら。割ったヤシの実の、殻から果肉部分を剥がす作業です。
    この作業にも「ルギット」という固有の名前があることから、ヤシの生活への密着度が分かりますね。

    靴ベラの先が刃になったような道具で、殻から果肉部分をこそげ取ります。
    殻の方は炭の材料として1キロ15ペソ、果肉部分の方はココナッツオイルの原料として1キロ40ペソで売れるそうです。
    ちなみにこの地方ではこの作業は内職的に「1000個やると300ペソもらえる」という契約が一般的だそうで、
    こどもたちは「10個終わった!これで3ペソだね!」などと喜んでました。

    殻の方でココナッツボウル、なんてものも過去には作ってましたが、
    大きい殻に小さな殻をかぶせる形で入れて叩くと、ポコポコと音が出て、
    サイズを調節することで音階が作れることを発見!これは、新しい楽器発明の第一歩かも!
    (音は昨日の動画の最後の方でちょっと聞けます)

    盛りだくさんの内容の、本当に楽しいお泊り会でした。2ヶ月に1度くらいのペースでまたやりたいと思います。


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