12月の学校はイベントだらけ!私がこっちに戻ってきてから、
普通に授業があった日はほとんどありません。(笑)
先日はハイスクールで「Student Day」というイベントがあり、
生徒たちが踊ったり、ゲーム大会をしたりしていました。
ウィルマリーも衣装を着て参加していましたよ。

そしてそこでまたチェス大会があり、ジャンデルが7戦全勝で優勝!
今回は早指しではなく、普通の勝負での正々堂々の優勝です。高2、高3の子もいるのに本当にすごい!
「あの、めちゃくちゃ賢そうなチェス部部長の眼鏡先輩にも勝ったの?」と聞いたら
「あの先輩は別格だから、今回は審判だった」とのこと。
いやー、上には上がいる感じが少年漫画っぽくて熱いですね。
ラスボスに勝てる日まで、がんばれジャンデル!

小学校も連日のように「クリスマス会の準備」「先生のクリスマス会」などの理由で
授業がなかったんですが、今日がいよいよ本番の、こどもたちのクリスマス会!
レイネルのクラスにお邪魔してみました。

ごちそうを囲んでプレゼント交換、そして、定番のゲーム大会。
これの準備で1日授業がなかったってどういうこと…?という感じではありましたが、
こどもたちは大喜びでした。

フィリピンでは大統領や大臣が変わるたびにコロコロと教育方針が変わり、
現場ではやることが増えていく一方なんですが、
一度も「イベントが多すぎて、先生が忙しすぎて、普通の授業をする時間がなくなっている」
ということが問題視されているのを見たことがありません。
本当にこれは深刻な問題だと私は思います。
せっかく学校があって、先生がいるのですから、
ちゃんと授業をすることをまずは優先してほしいです。
今回アツシが連れてきたメイさん(写真右下)が、一眼レフのカメラを持ってきていて、
素敵な写真をいっぱい撮ってくれたので、こちらで紹介します。

まずはウィルマリー。私が日本に行く直前に入ってきた姉妹の、お姉ちゃんです。
まだHOJに来て間もないのに、「みんなのお姉ちゃん」としての自覚を持って
全然いうことをきかない「オトウト」たちの悪ふざけに毎日目を光らせてくれています。
ウィルマリー、本当にありがとう!自分自身もちゃんと楽しんでね!

そして、そのお姉ちゃんに責任の一切を押し付けて、
自由奔放に楽しんでいる妹のジゼル。(笑)
いつも元気いっぱいで、好奇心いっぱいなので、伸びしろたっぷりな子です。
ジゼル、もうちょっとだけでいいから、お姉ちゃんをリスペクトしような!

同じく新入り組のレイネル。
いろいろ問題行動も多い子なんですが、根がいい子なのは間違いないので、
小さいころに回りの大人を見て覚えてしまった悪癖を、
なんとかHOJでの楽しい生活で上書きしていきたいと思っています。
レイネル、ついに謹慎にならずに1週間過ごせたな!おめでとう!(笑)

こちらは先日のウラワビーチ。コンパクトカメラやスマホだと、
自動的に感度やシャッタースピードが調節されるので、キレイには撮れるんですが、
こういう、動きのある臨場感のある写真は逆に撮れなかったりします。
波打ち際で写真を撮ってるときにふざけて転げまわっている感じ、いいですねえ。

例年ですと12月はあまりビジターさんのいない時期なんですが、
なんだか今年は毎日入れ替わり立ち代わりで、満員御礼状態が続いています。
毎日のように送迎で車を運転しているドドンさんに感謝です!
これまた先日の集合写真で気づいた方もいるかと思いますが、
ボランティアスタッフのアツシが、またこどもたちに会いに来てくれています。
「コヤシン以外にもビサイヤ語が話せる日本人がいた!」と、
今年の新入り組にもさっそくなつかれています。

「ビサイヤ語できるんでしょ?これ読んで!」と、図書室にあった絵本を持ってきたビバリー。
いやいやいや、それはさすがに難易度高すぎるぞ。(笑)
こどもたちの期待に応えるべく、がんばれ、アツシ!

アツシは私に欠けている要素である「体育会系アニキ」の特性を持っているので、
こうやって定期的に来てくれるととても助かります。
先日のウラワビーチでは、ビーチバレーの「ネットの係」として活躍してくれました。
中腰で、両手を水平に伸ばしているのがアツシの「ネット」です。(笑)
何度も頭にボールがぶつかり、みんなで大爆笑でした。ありがとう、アツシ!

烏山さんが私をスタッフにしてくれた時の年齢に、だんだん私も近づいてきたので、
そろそろ後継者を見つけて育てていく、ということを真剣に考えていきたいと思っています。
今回の日本滞在中も、歴代ボランティアスタッフたちにはとても助けてもらいました。
若い世代たちがどんどん頼もしくなってきているので、うれしい限りです!