マディーが学校から帰ってきて最初にやるのは「犬を呼ぶこと」です。
HOJには、正式な飼い犬「チッチ」と、勝手に居ついている「スメーグル」という犬の
二匹がいるんですが、エサやりからノミ取りまで、世話はマディーが一手に引き受けています。
犬のほうもマディーに呼ばれると一目散にやってきて、じゃれはじめます。
いい信頼関係を築いているなあ、と思います。
私もたまにはネズミ取ってくれてる近所の猫にエサやらないとな…。
ジルマーがジャグリングを練習中です。ロジャー、ノエル、ロサガマイの御三家はもちろん、
クリスチャンやリッキーも最近は結構上手になってきています。
「新御三家」が誕生する日も遠くないかもしれませんね!ジルマー、がんばれ!
先週アイダさんの弟さんが病気で亡くなり、今日はそのお葬式がありました。
気さくなおじさんで、ときどき自分のこどもを連れてウラワビーチに来て、
HOJの子たちと一緒に遊んでくれていた姿をよく覚えています。
教会で葬儀のミサが行われ、ひつぎへの最後のあいさつに人々が集まります。
こどもたちも今日は学校を半日休んで、みんなで葬儀に参列しました。
それからみんなで墓地に移動し、埋葬がとりおこなわれます。
フィリピンは「土葬」と言われていますが、ある程度以上の経済力を持った家庭だと、
土に埋めるわけではなく、こうやって、ひつぎをセメントを囲うようにして埋葬します。
いつも笑顔ではしゃぎまわるこどもたちも、このときばかりは神妙な面持ちでした。
HOJの子たちには、幼くして親を亡くした子も多いので、いろいろな思いがあるのでしょう。
そんな葬儀の中でも、集まった親戚の中に一人、とてもおもしろいおじさんがいて、
一生懸命にジョークを飛ばしては、暗く沈む人たちを笑わせていました。
フィリピンの葬儀では、いつも彼のような「笑わせ係」を一人は見かけます。
習慣として定められているわけではないんでしょうが、私はこの文化をとても愛しく思います。
亡くなったジョジョさんの冥福をお祈りすると共に、弟を失ったアイダさん、
父親を亡くしたジョジョのこどもたちのためにも、祈りたいと思います。
ダバオで療養している烏山さんですが、あまり絶好調というわけではない体調が続いています。
長い闘病生活の中でも、少しでも明るく笑ってほしい、ということで、今週はロジャーが
ダバオに行って、烏山さんの看病をすることになりました。「笑わせ係」ですね。
学校は何日か休むことになってしまいますが、学校より大事なことはあるのです。
悲しんでいる人や、苦しんでいる人を笑顔にする。
そんな「笑わせ係」こそ、私は最も崇高な存在だと思うのです。私もがんばらなきゃ。
学校から帰ってきた少年たちが「おんぶ騎馬戦」で遊んでいます。
こういう「ちょっとケガしそうな遊び」は、止めるタイミングが重要です。
なんでもかんでも禁止したら面白くないですし、なんでもOKにしたら、危険です。
ただ単に禁止するのではなく、「そこは石が落ちてるからその遊びはするな!」
「小さい子が真似するから今その遊びはやめろ!」
「俺の見てる前でならやっていいけど、絶対自分たちだけではその遊びはするな!」
「その遊び、ここでやったらケガするかもしれないぞ?今度ビーチでやろうぜ!」
みたいな感じで、ちゃんと意味があって注意していることを分からせていきたいと思います。
まあ、うちの子たちは「ちょっと危ない遊び」のさじ加減が上手なほうですけどね!
今日からジェイエムは「制服」で学校に通っています。
ジェレミーはちょうどいいサイズのがないので、
とりあえずそれっぽい色の組み合わせのを着せています。
私は個人的には学校の「制服」という文化は好きじゃないんですが、
こうやって小さいこどもが喜んで着ているのを見ると、悪くない気もしますね。
みなさんは学生時代、制服って好きでした?
昨晩の嵐が雲をなぎはらったからか、今日はいつもに増して空が澄みわたっていました。
まさに洗濯日和というやつです。
昨晩干しっぱなしにしてびしょ濡れになった服を、ジョアンが洗いなおしてました。
風で飛ばされて無くならなかっただけ、マシですけどね。(笑)
スカイプも好調につながっています。
平日でもフィリピン時間の12時ごろ、15時~17時(ジェレミー&ジェイエム限定)、
18時~19時半なら、結構こどもとしゃべれたりします。
ちょっとやってみたいな、という方は連絡くださいね!sawamura@hoj.jp
日曜は食事担当のスタッフのおばさんが休みなので、こどもたちが料理をします。
「今日の晩ごはんはコヤシン(私のこと)の大好物だよ!」というから期待していたら、
夕食時、食卓は緑一色でした。(笑)
味付けせずにゆでたオクラ、ゆでた菜っぱ、ゆでたイモの葉っぱ、そして粗引きトウモロコシ。
いやあ、私の味の好みが分かってるなあ。(笑)