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    漁師の村の船大工

    用事があってダバオに行き、戻ってみると、男の子たちが新しいゴミ捨て場を掘っていました。

    雨続きでゴミがなかなか燃やせず、たまっていたので、ちょうどいい機会でした。
    ちょうど掘り終わったときに私が現れたので、しっかりお菓子をねだられました。
    ま、このくらい頑張ったんなら揚げバナナくらいは買ってないとね。(笑)
    古いほうのゴミ捨て場は埋め立てました。「ここにゴミを捨てるの禁止!」の立て札です。
    古い方は、当時長期滞在していたジュンとアライさんが掘ってくれたものでしたね。
    約2年ほど使ったことになります。ありがとうございました!
    雨続きで起きる問題はゴミだけではありません。
    私の船に水がたまって、船の横板が痛んでこわれてしまったのです。
    さっそく村の船大工さんに見てもらうと、「お、こりゃ俺のつくった船だ」とのこと。
    昔はもう一人船大工はいたそうですが、数年前に酒の飲みすぎで死んでしまって以来、
    村の船はすべて彼の仕事なんだそうです。頼もしいですね。
    漁師の村の船大工。かっこいい人生です。
    それで、船底と舳先は問題ないが、側面の板は全部はりかえたほうがいい、ということになりました。
    ざっと船の状態を見て、「板2枚と垂木10本、釘が2キロに、エポキシ樹脂。あとはペンキだな…」
    と言い、「全部で材料費が3500ペソ、俺の工賃が1500ペソ、ってところかな」と計算。
    今朝隣町に行って、彼の言った通りのサイズの板や釘を買うと、
    おどろくほどぴったり3500ペソでした。
    まさにプロフェッショナル。HOJのこどもの中からも、こんな職人が育つといいなあ、と思います。
    ジェレミー、弟子入りするかい?

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