そして、昨日から、40年ぶりにミンダナオにやってきた、阿部さんが、一家でHOJに来ています。
青年海外協力隊の黎明期に、畜産指導の隊員としてダバオに派遣されていた阿部さんは、
ダバオの近代化した姿に、驚いていました。
今日はさっきまでマティのダヒカン・ビーチに行っていたんですが、
「ここは全然昔と変わっていない!」と、大喜びでした。自然って偉大ですね。

40年前は、戦争の記憶が生々しくて、まだフィリピンの人々の対日感情は悪く、
協力隊員は、石を投げられたり、銃をつきつけられたりと、相当の苦労があったそうです。
そんな中で阿部さんたちががんばってくれたおかげで、信頼関係ができていき、
30年前、協力隊員として烏山さんがダバオオリエンタルにやってきたとき、
人々は烏山さんをとても温かく迎えてくれたんです。
そういう意味では、HOJの誕生の立役者の一人ともいえる存在なわけです。
本当に、ありがとうございました。ぜひいつでも遊びに来てくださいね!
40年後、誰かが知らずに恩恵を受けているような、そんな努力。
多くの先人たちに感謝しつつ、後世の人たちのためにも、がんばります!