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    となり村の人気者

    まずはマルトンの壁紙カレンダーです。

    もうすぐ彼も17歳。HOJを巣立っていく日もそう遠くありません。
    卒業後に何をしたいのか、そろそろ考える時期かもしれません。
    さて、今フィリピンはそこかしこでお祭りをやっています。
    昨日私は、サンイシドロからさらに奥に30キロほどいったところにある
    シガボイという村の祭りに行ってきました。
    この村には、木田マコトくんという青年が、5年ほど前から日本と行き来して住みついています。
    ときどきギターを抱えてHOJにひょっこり顔を出したりもします。
    音楽とこどもが好きな彼は、日本でもシガボイでも、近所のこどもたちに楽器を教えて、
    こども音楽祭のようなイベントを催す活動をしています。

    今回の村祭りでも、こどもたちと一緒にバンド演奏をして、
    近所のおばちゃんたちの喝采をあびていました。
    楽器は日本で使われていない中古品を集めて持ってきたものだそうです。
    大きなベースギターを懸命にひく少年がとても素敵でした。
    日本の家を回ってあつめた中古品のおもちゃが、こどもたちへのクリスマスプレゼントでした。
    60人くらいの集まったこどもたちひとりひとりの名前を呼んで、手渡していきます。
    こどもたちだけでなく、村のおばあちゃんたちに大人気で、彼の人柄がうかがえました。
    日本とフィリピンを行き来しながら、こういう活動を続けて、ゆくゆくは相互にこどもたちが
    交流できるような音楽学校をつくるのが夢だと彼は語りました。私は応援します。
    実はこういう活動をしている日本の若者は、フィリピン中に潜在しているのかもしれません。
    いつかそんな若者たちが力を合わせれば、すごく面白いことができるのではないかとも思います。
    アンテナを高くして、フットワークを軽くして、HOJが、孤軍奮闘している若者たちをつなぐ
    基地のような存在になれたらいいな、と、「若者」の年齢からはみ出してきた私はしみじみと思いました。

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