• 02
    08
    漁村で見つけた幸せ

    今日は朝から昼ごはんに向け、日本福祉大学の学生たちがクリームシチューを作ってくれました!

    自分たちで市場に買出しに行き、鶏肉、にんじん、じゃがいも、タマネギと
    なんと100人分の材料を買ってきてくれましたよ!!

    子どもたちも「ラミ!!(美味しい)」とおかわりの行列が出来ました^^
    準備から後片付けまできっちりと学生たちが分担しテキパキと作業が進み
    スタッフ達も今日は洗濯物を思う存分したり、のんびりとお喋りをして午前中を過ごすことが出来ました。

    午後からはシャロームハウスの近くの集落にインタビューをしに行きました。
    ここは漁師の村で、獲れた魚を市場に売り生計を立てています。

    月々の収入はいくらか、何人家族かなどフィリピンの田舎の人たちの暮らしの実態を知るために訪れました。

    フィリピンの田舎を想像すると、まず「貧しさ」を思い浮かべるかと思います。
    しかし、実際にこの国の人たちと触れ、話を聞けば聞くほど、「貧しさ」は必ずついてくるものの、
    その中に常に笑顔があり、「幸せ」を感じられます。

    一日カツカツで生活するお金しかない中、なぜ笑顔でいられるのか。
    ここの村に住む家庭をまだ持っていない若い漁師さん達は、朝の漁で約180ペソ稼ぐと
    午後は働かないで休み、夜には酒を飲むんだと言っていました。
    日本に住んでいると、朝稼げたのならその分で遊ぶのではなく、午後も働き
    少しずつお金を貯めるという考えが一般的なように思います。
    フィリピンよりもはるかに「豊か」である日本ですが、その生活は本当に「幸せ」なのでしょうか?
    何のためにそこまでしてお金を稼ぎ、貯めるのでしょうか?安定のためですか?
    では何が安定なのでしょうか?お金があれば本当に安定でしょうか?
    経済的に豊かであるから幸せなのか、貧しいから幸せではないのでしょうか?
    それらのことが一概には言えないことがわたし自身、今日は直に学べたように思います。

    今回の経験が学生たちにも「幸せ」について考えるきっかけにつながったかと思います。
    一体何が「幸せ」なのでしょうか?皆さんも自分の人生が今幸せかどうか胸を張っていえますか?
    胸を張って幸せだと言える人生を子どもたちには歩んでいってもらえるよう
    わたし達は何をどうしたらよいのか考えてサポートしていかなければいけないと改めて考えさせられた一日でした。


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