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    ハウスオブココナッツ!

    今日は南国のフィリピンならではのココナッツ産業を紹介します。産業というよりかは、ココナッツの木とハウスオブジョイの生活がどれだけ関わっているかを紹介したいと思います。ちなみに、フィリピンと言えど北はやや寒冷気候でイチゴが作れたりするので、一概にフィリピンといえばココナッツっしょ!と言えたものでもありません。ただ、ココナッツの販売を促進するココナッツ庁というものがあったりするくらいなので、盛んなのは確かです。

    ココナッツは本当に捨てるところがありません。まずココナッツの実ですが、身がまだ青いときは水分補給にもってこいです。ウラワビーチで畑仕事を終えた後などは、すぐ近くに気がたくさん生えているのでみんなでとりに行きますよ!ココナッツの実をとるのにはリッキーBが本当に大活躍です。ナタを持たせたら輝きを増す男子全国1位です。

    また乾燥した実はココナッツミルクの原料として使います。ココナッツミルクを作るために身を削る作業をカゴットと言います。普段はスタッフがやるのですが、学校が終わっている時なんかはよく食事当番の子供たちも手伝ったりしていますよ。できたてのココナッツミルクで作る野菜煮込みは絶品です。

    実は、ココナッツの実の外核もしっかり活用します。大きなミキシング機械にかけて繊維を取り出し、マットやバックの材料にしているのですよ。コンベンションホール手前にあるマットは地元地域で作ったココナッツ製マットです。

    ココナッツの葉っぱも大活躍です。ハウスオブジョイで使うほうきは、子供たちが自分たちでココナッツの葉から作ったものです。いい具合の弾力と軽さで、日本人ビジターさんの持ち帰りたいお土産ランキングにもひそかに上位だったりします。(市場で売っているので購入できますよ!)このほうきは周辺地域では当たり前に使われているもので、学校で使うから持ってきなさいという宿題が出たりもします(笑)

    葉っぱの根元に近い方は、焚火の燃料として使われます。ハウスオブジョイでも定期的に男子メンバーで近くのココナッツ畑まで取りに行きます。こうしてナタで使う分だけをカットして、女の子でも使いやすいようにするのが男子の役目です(笑)葉っぱはなにより、ハウスオブジョイの家の屋根になったりもしていますよ!ほかにも幹の中に潜んでいる幼虫・通称ココナッツワームも、揚げ物や煮込んだりして食べるらしいですね。田舎出身のジャンレとリッキーBがまるで田舎あるあるトークをするかのように盛り上がって会話をしていました(笑)こういう言い方をするとすごく田舎への偏見がある感じになってしまうので、追加情報で言っておくと、ココナッツワームは驚くくらいにクリーミーでおいしいらしいですよ。僕も機会を見つけて滞在期間中になんとかしても食べてみたいです!以上、ハウスオブジョイにまつわるココナッツのお話でした!


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