近頃マイケルのネタが多いですが、なんだか最近つきまとわれてるんですよ。(笑)
大工仕事を褒めてやったあたりから、なんとなく「ものづくり仲間」みたいな親近感が芽生えたようでして。
まあ、放置しておくと何かしら悪さをしてスタッフに叱られて謹慎を喰らうことになるので、
私と一緒にいるというのは、本人的にもいい「謹慎回避術」なのかもしれません。
そんなわけで今日はマイケルと一緒に「壊れた時計の修理」をすることにしました。
毎日10分ずつ遅れていく時計、電池を入れてもまったく動かない時計×2、
電池を入れると機械が動く音はするんだけど針が動かない時計、などを分解し、
「どこが壊れているせいなのか」を追求していきます。
音がするのに針が動かない時計は、なんと、秒針のための歯車が4割がたアリに食われてました。
フィリピンのアリ、本当に恐るべしです…。
安物の時計は外見は違っても中に入っている機械はほとんど同じで、歯車の交換が可能です。
そんなわけで、まったく動かない時計の歯車をくだんの時計に移植して、復活!
10分ずつ遅れる時計は文字盤が熱か何かでひしゃげて膨らんでおり、
それが時針にひっかかっていて少しずつ動きを遅らせていることが分かったので、
文字盤を接着剤でキレイに貼りなおして復活!
4つの壊れた時計から、2つのまともに動く時計ができました。予想以上の成果です!
正直言うと直せるとは思っていなくて、マイケルのドライバーを使う練習だったり、
「ここが壊れるんだなー」って知ることだったり、それこそ一緒に時間を過ごすことそのものが目的だったりしたんですが、
いやー、やれば直せるもんなんですねえ。なんだか自信がわきました。
マイケル、明日は一緒に壊れた水中ゴーグルを直そうな!