HOJ卒業生のノエルが遊びに来てくれました。
1~2年に1度、ひょっこり顔を出してくれるノエル、前回はちょうど
直接知ってる子がいない時に来たので、私とだけ話して帰りましたが、
今回はジェプリルがいたので大喜び!
お互いに、昔の思い出話で大盛り上がりです。
「小4の時に担任の先生のボールペン盗んで2ペソで売って烏山さんに超怒られた」
「日本人とハーフのかわいい子がビジターで来て、マディーととり合った」
「家出したけど遠くに行くのが怖くて門の横の茂みにずっと隠れてた」
「逆立ち歩きとジャグリングと一輪車と空手は俺が一番うまかったはず」
あー、懐かしい!あったなそんなこと!
「学校に行くより働きたい」と言って14歳で施設を出たノエル。
その後、他のNGOの支援のもと、洗車場で働いたり、
祭りのテキ屋みたいなのの手伝いをしたりと、あちこち転々としてましたが、
ここ数年は、ずっと隣町ルポンでトライシクルの運転手をしています。
いやー、たくましく生きている中、HOJを忘れずにいてくれるのはとても嬉しいですね。
よく見ると、右腕にタトゥーが入ってるんですが、それがノエルの誕生日だと気づいてハっとしました。
そう、親族のいないノエルの誕生日は「HOJに入ってきた日」なんです。
そうか、気に入ってくれてるんだな…。
自分に誇りをもって生きているノエル。これからも彼にとって、よき「実家」でありたいと思います。