きのうはジェイエム、ジェレミー、リッキーBの3人をダバオに連れて行きました。
この顔ぶれからも分かるかと思いますが、「就職活動」です。
HOJの卒業生に優先的に就職試験を受けさせてくれる会社が現れたので、まずはご挨拶に、と顔を出すことにしたんです。
そしたら、「なんか、採用担当の人と直接話せることになったので、もう、面接しちゃいましょう」
ということになり、急きょ、ショッピングモールのフードコートで面接の練習開始!
大丈夫か?と心配になりましたが、もともと英語も自己表出も上手いタイプのジェレミーはもちろん、
教会やサッカーチームで「大人」と接する機会が多い分、大人に可愛がられるコツが分かっているジェイエムが
私の予想以上にペラペラと英語で上手に話すので、お、コレはいけそうだぞ!と思いました。
ですが、この2人の調子のいい感じを見て「俺はあんなふうにはしゃべれない…」と
リッキーBが緊張モードに入ってしまいました。なんとか緊張をほぐそうと、モールを歩き回ったり、
エレベーターでおどけて見せたりしましたが、なかなかいつもの調子にならないリッキーB。大丈夫か…?
心配している中、高級ホテルのカフェで採用担当の方との面接開始!
こんなシチュエーションが初めてすぎて、緊張しまくる3人でしたが、担当の方が
とてもキレイな英語で、緊張をほぐす感じでジョークを入れながら話してくれたおかげで
ジェレミーとジェイエムはすぐにいつもの調子を取り戻し、ハウスオブジョイで育ったことの強みを
見事にアピールしていました。ですが写真を見ての通りリッキーBは…
これは厳しいか…?と思っていたんですが、リッキーB、自分の自己紹介の番になると、
朴訥な英語ではありますが、一生懸命に自分の出自を語りはじめました。お?なんとかなるか?
さらには、それぞれの自己紹介が終わった後にみんなで自由に質問し合う場面になった時に
「うちの会社、何年前にできたか知ってる?さっき私、一回だけ言ったと思うんだけど、覚えてる?」と、
採用担当の方がちょっと難しめの質問をしてきまして、うわあ、オマエラ、ちゃんと聞いてたか?
とドキドキしていたら、なんと!リッキーBが「…20年前」と答えたんです。なんだオマエ!
仏頂面で座ってるかと思ってたら、ちゃんと聞いてたのか!ナイス!やるじゃないか!
このあたりからリッキーBは調子をよくして、自分から質問をしたり、
「今日は会ってくれてありがとうございました」と率先して頭を下げたりと、好印象を積み重ね、
かなりの好感触で面接を終えることができました。
あー、自分の就職面接よりよっぽど疲れた!(やったことないですけど)
まあ、面接をパスできたかは分かりませんが、3人とも、自分の良さをちゃんと出せたので
悔いのない挑戦ができたと思います。慣れない場面でがんばった3人、褒めてやろうと思います。