ビバリーとダーウィンがトッケイヤモリを捕まえてきました!
先日来ていた小学生の男の子が見たがっていたやつです。
帰ってからもずっと気にかけて、探し続けていたんですね。なんていい子たちなんでしょう。
20センチとトッケイヤモリにしては小柄な方ですが、
部屋の中を走り回られるとなかなかに存在感のある大きさです。
灰青色のボディーに橙色の斑点。
夜行性な上に毒もないのに、なんでこんな毒々しい色に進化したのか、謎です。
トッケイヤモリの目はヘビみたいに縦長で怖い、というイメージだったんですが、
今回の観察で「猫と同じく、明るいと細くなり、暗いと大きくなる」ことが判明!
写真には撮れませんでしたが、もっと暗い場所に行くと、かなり可愛い顔になりますよ!
そしてコレが噂のヤモリの手のひら。吸盤でも粘液でもなく、このヒダヒダで壁に張り付きます。
その秘密は「宇宙服のマジックテープ」や「手術痕の残りにくい縫合法」などの研究に
応用されているという「ファンデルワールス力」。いやー、ロマンを感じますね。
他にもフィリピンには珍しい生き物がいろいろいます。
特に爬虫類系が好きな人にはたまらないワンダーランドです。
HOJを拠点に採集&観察&研究なんていう滞在プランも可能ですので是非ご連絡ください!